テレビでオンエア中のオランジーナ(サントリー食品インターナショナル)の新CMで陽気なパリジャンを気取っているのはバイきんぐの小峠英二(41)だ。
リチャード・ギア(68)が寅さんに扮する「ムッシュはつらいよ」編やフランスの美人女優サロメ・デ・マート(26)がフランス語教師を演じた「オランジーナ先生」編の続編。小峠はパリ出身の俳優ヴァンサン・カッセル(51)と共演して話題になっている。
小峠は2016年から放送された「オランジーナ先生」編にも警察官役で出演。「先生編」では木村文乃や佐藤二朗、坂口健太郎、武田鉄矢との共演だったが、今回は舞台をパリに移し、なんと小峠ひとりで、かの名優を相手に“小粋”な芝居を見せているのである。制作インタビューでは「昔から彼の作品はけっこう見ていて、まさか共演させていただくことになるとは夢にも思わなかった」と語っているが、2作連続で同CMに出演している日本人は小峠だけ。大抜擢、大出世といえるだろう。
■16年間の下積み時代
「売れない時代が長かった苦労人。それでも腐らずに芸を磨いたから今があります」というのは芸能リポーターの川内天子氏だ。
小峠はNSC出身で、96年にデビューするも吉本時代は鳴かず飛ばず。ソニー・ミュージックアーティスツに移籍して12年に「キングオブコント」で優勝するまで、16年間にわたって日の目をまったく浴びない時間を過ごした。キングオブコントに出場する当日も朝まで害虫駆除の夜勤バイトをしていたというほどだが、「なんて日だ!」のギャグが受けて徐々にブレーク。
その2年後の14年10月に坂口杏里(27)との交際が発覚し、小峠の名は一気に全国区となった。この交際が「芸人としての大きな転機だった」と、前出の川内氏は続ける。
「坂口さんに対する真摯な言葉や対応で大いに株を上げました。交際の事実はきちんと認めて、答えづらい質問にも『頑張ってほしい』などと逃げずにコメント。時間がなくて答えられない時は舞台袖からでも『しゃべれなくてごめんなさい!』と深々と頭を下げていました。番組で坂口さんのことを散々ネタにされても絶妙の切り返しで更に笑いを誘っていた。それもこれも下積み時代に鍛えた話術があればこそ。そして誰に対しても正直で天狗にならないからこそ、くりぃむしちゅーの有田さんや、古巣の先輩の松本(人志)さんなど事務所の枠を超えて可愛がられているのだと思います」
どんなムチャぶりやドッキリにもしっかり応えるため、テレビ局スタッフからの信頼も厚いという。かつてのインタビューでは「全部自分をさらけ出して、それで判断してもらう。面白い面白くないもそうですけど、自分っていう人間を全部見せた上で、興味を持ってもらえるかどうか」と語っていた小峠。
ゴキブリやネズミが這い回る“どん底”からエッフェル塔まで駆け上がった男は、CMのように「セラヴィ」(これも人生さ)と呟いているのか。それともやはり「なんて日だ!」と叫んでいるのだろうか。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000011-nkgendai-ent
みんなのコメント
とツッコミを入れさせられれば、CMサイドの勝ちだと言われてしまいました
最近のは、ただ出てくるだけでおもしろい
たった一言で、いい意味でも悪い意味でも記憶にビシビシ残るんだよ。
CMに映えるわな。声が。
ただ、小峠はハマリ役だと思う
ハリウッド俳優だもんな
別撮りかなぁと思いましたが、見ていて楽しい。
人柄ですね。
常識があり、頭の回転速い、誰であろうと返すコメントがなるほどと思える、媚びない。今のとこ、あのCM見て凄いなあ。と思います。まだまだ上に上がりそうな気がする。
斉藤さん:攻めのハゲ
誰かが言ってたね。
CMもこじゃれているしね
イジられた時の返しもただデカイ声で普通の返ししとるだけやがな。
まーサンテレビの「趣味バカ」の時だけはイジり方がエグいから本気リアクションでオモロかったけど。
とある場所でノーマルを演じると
キラッと輝く
徹する芸人の矜持か
尚且つ人柄もいい!
人気が出たと思う。ほんとに面白い。
どうやったらそんな長い間夢を持ち続け頑張り続けられるんだろう。少し羨ましい。
それが小峠です
害虫駆除だって立派な仕事だ。
こういう業者がいるから助かってる人もいるんだよ。
我が家ではこう呼んでいる。
コトゥーゲ最高。相方の西村も面白い。
抑揚がないので何を言ってるか分からない。
同じCMに出た時点で下克上だと思うんだけど?小峠さんはもっと堂々としても良いと思うよ。これ(CM出演)も、実力なんだから。
・・・なんて日だ!!