<24時間テレビ41>日本テレビ系「24時間テレビ41 人生を変えてくれた人」のチャリティーランナーを務めたANZEN漫才みやぞん(33)が26日、同番組史上初となるトライアスロンを完遂し、
東京・日本武道館に涙を浮かべてゴールした。猛暑の中、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(長距離走)、総距離161・95キロの過酷な挑戦を乗り越え「楽しかった」と笑顔で言い切った。
白いTシャツとバイザー姿で激走するみやぞんは、武道館のエリアに入ると母春奈さんの直筆メッセージ「笑顔で最後まで頑張れ」が書かれたバイザーを外し一礼した。残り数百メートル地点で涙を浮かべたが、すぐ笑顔になりガッツポーズ。
武道館のステージでは、自身の愛犬ラブちゃんを連れた相方あらぽん(32)が待っていた。みやぞんは片手を上げ、愛犬と一緒にゴールテープを切った。スタートから32時間34分後の午後8時45分、完走を果たした。
「大変でしたけど、いろいろな人に支えられて楽しかったです。何度もあきらめようとしたけど、やれることはやった」。いつもの明るい口調で振り返った。
「意外とホントにギリギリですね。最後も本当はゴールできないと思ったんです」と笑顔でぶっちゃけた。「24時間初のトライアスロン形式成功、やったぞ、やったぞ、やったぞ~!」と喜びを爆発させた。
26日の東京は最高気温36度に達する猛暑。25日午後9時16分、都内でのラン開始時は「ごらんの通り涼しいので大丈夫です」と笑っていた。だが26日は気温が高くなったことから体調に配慮し、休憩時間を多めにとった。
その結果、正午ごろには1時間遅れとなったが、実は坂本雄次トレーナーのアドバイスで、気温が下がる夕方以降に向けて体力を温存する作戦だった。終盤は苦しそうな表情を浮かべたが、日没後は遅れを取り戻した。午後8時すぎからは驚異的な走りで鉄人ぶりを見せ、計100キロを23時間29分でクリアした。
挑戦は25日午後6時30分に「24時間テレビ」がスタートする前から始まった。「メレンゲの気持ち」(一部地域を除く)内の同午後0時11分、山梨・西湖でスイム1・55キロに挑み1時間弱で完泳。バイク60・4キロは午後4時20分開始。東京・立川競輪場で周回を重ね約4時間で終えた。
これまで、テレビ番組の企画などで無理難題を突きつけられても、ことごとくクリアしてきたことで知られるみやぞんが、大きな壁をまた1つ、乗り越えた。【川田和博】
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00311674-nksports-ent
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