「今後、どんな彼を見ることになっても、ずっとずっと応援していきたいです」
「彼」とは、今年4月に公開された劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」に登場するメインキャラクターの1人、安室透だ。
興行収入社によると、7月22日時点で興収86億円を突破。シリーズ歴代最高の売り上げを記録している。
その人気を大きく支えているのが、安室透を「100億の男」にするために、映画館へ足繁く通う人たちの存在だ。
彼には、一度映画を観るとたちまち「安室の女になった」と言ってしまうほどの強烈な魅力がある。
そんな安室に魅了された人たちが、安室透を興行収入100億円の男にしようと、なんども映画館へ足を運んでいるのだ。
同じ映画を数回観るという話はよく聞く。だが、それが100回を超えるとなると、未知なる領域だ。
安室透とは何者なのか。一体、彼のなにが彼女たちをそこまで魅了しているのだろうか。
BuzzFeed Japanは、今作を100執行(鑑賞)以上している女性に取材した。
【BuzzFeed Japan / 吉田雄弥】100執行は逢いに行った結果に過ぎない
1人目は、取材時点で105執行、福岡県在住のOL・怜(仮名 20歳)さん。彼女は上映初日に鑑賞して以来、約3カ月間で100執行にたどり着いた。
仕事の日は、仕事前後にレイトショーとナイトショーの4回。休みの日は5回鑑賞し、安室透を支え続けた。
もちろん、105回すべて、最初から最後まで鑑賞している。
そんな彼女は、何度も鑑賞するようになったきっかけについて、こう語る。
「今作では、安室透ではなく、降谷零としての彼を見ることができます。初めての鑑賞後、降谷零に心から惹かれてしまいました」「今まで見たことのない彼の顔を何度も見たくなり、気づけば時間を見つけては彼に何度も執行されていました」
「売上がすべてではありませんが、彼を100億の男にしてあげたいという気持ちもあります」
安室透は、「トリプルフェイス」と呼ばれる3つの顔を使い分ける謎の人物として登場する。
1つは、毛利小五郎の弟子をしながら喫茶店でアルバイトする私立探偵・安室透。2つ目は、黒の組織で危険な任務をこなすメンバー・バーボン。3つ目が、公安警察に所属する警察官・降谷零だ。
ふだんは安室透としてコナンたちの前に現れるが、時にバーボンや降谷零としての裏の顔も見せる。
今作では、これまでほとんど描かれることのなかった降谷零を見ることができるのだ。
「100執行という数字は、ただ彼に逢いに行った結果にすぎないです。回数にこだわりがあったわけではないので」
「大好きな推しに逢いに行きたい。それが理由です」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00010000-bfj-movi
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