日本テレビ系の人気バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜 後7:58)内の企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で、実在しない祭りがラオスの「橋祭り」として放送されたとして、7日配信の「文春オンライン」及び8日発売の『週刊文春』が報じた。
これを受けて日本テレビは8日、番組サイドで祭りを“ねつ造”したとする報道を文書で否定した。一方、「橋祭り」は同所では初開催であったにもかかわらず、毎年行われているかのような誤解を招く表現があったことを認め謝罪している。
同企画は、お笑いタレントの宮川大輔が世界各国の祭りに赴き、現地の人たちと祭りで行われる競技などに参加するというもの。問題となったのは今年5月20日放送の「橋祭り in ラオス」。同国の首都・ビエンチャンで行われ、自転車で“橋”に見立てた全長25メートルの板を渡り、スピードなどを競う祭りとして紹介され、宮川も現地の人たちとともに参加していた。
しかし、「文春オンライン」と『週刊文春』によると、ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員やラオス情報文化観光省の担当者がラオスにそのような祭りはないと証言したといい、
テレビ局側が持ち込んだ企画として現地にセットが組まれたと報道。参加者に対して番組から賞金が渡されたとも伝えられていた。
同局が8日に発表した文書では「今回の企画の成立について」として「企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」と説明。
また、ラオスの情報文化観光省とのやり取りについても「番組の趣旨を十分に説明し、正式な手続きを経て当局の許可をいただき、撮影にもご協力をいただきました」と報道内容を否定した。
「橋祭り」が実際に現地で行われているのかについても「現地コーディネート会社からの提案では、水の上の一本橋を自転車で渡る催しは、
東南アジアのテレビ局でも取り上げられるなど各地で人気となっている催しとの事で、番組サイドでも資料映像等を確認した上で、企画決定に至りました」と経緯を説明している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000341-oric-ent
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