4日放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」の第41回「新しき国へ」で、俳優・青木崇高演じる薩摩の国父こと島津久光が、明治新政府での無力を口にした西郷吉之助(鈴木亮平)を叱った
「こん、やっせんぼがっ!」の名セリフについて、青木がドラマの公式HPで本番で飛び出したアドリブだったことを明かしている。
第41回は、久光が新政府の廃藩置県策にキレて、夜通し花火を打ち上げて怒りを示すシーンから始まった。西郷とは長く根深い確執があり、生涯相容れなかったとされるが、
物語の終盤、久光が対立してきた西郷を叱り「最後までやり抜くんじゃ。倒れたら、薩摩に帰ってこい」と励ました予期せぬシーンに、放送後から驚きと感動の声が相次いでいる。
「やっせんぼ-」は弱虫の意で、久光の兄島津斉彬(渡辺謙)がドラマの序盤に、幼少期の西郷が大ケガをして刀を振れなくなったと泣いていた際にかけたセリフ。
青木は公式HPで「懐かしい兄上のセリフを使わせてもらいました。これを言えるのは、自分しかいないんじゃないかと思ったわけです」と明かしている。
これまでクセのある久光を演じ、怪演、顔芸と話題になっていたが、西郷と心をかよわせた名場面は、放送後からネット上では「国父様に泣かされた」
「演技力がすごい」「青木さんの怪演で久光が好きになった」「優香の旦那の神回」との投稿が相次いでいる。
一方で、10月末から公式HPでスタートした、久光が視聴者の質問に答えるなどするコメディー企画「国父チャンネル」も、「面白すぎる」「終盤にとんでもない企画を…」と人気を集めている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000069-dal-ent
ネットの反応