歌手の沢田研二(70)が、17日にさいたまスーパーアリーナで公演予定だったコンサートを開演1時間前に急きょ中止にした件で、18日、横浜市内の自宅近くで取材に応じた。
コンサート当日は会場に公演中止を伝える張り紙が掲示された。「本日の公演は契約上の問題が発生したため、中止とさせていただきます」の“契約上の問題”という一文について、沢田は「動員に関する契約上の問題です」と説明。
「原因は、僕自身にさいたまスーパーアリーナでライブをやる実力がなかったということが一番だろうと思っています」と話した。
沢田はリハーサル中に、観客が座れないよう客席がつぶされているエリアが多いことに気づいたという。
「座席の取り方が、空間が多すぎる。空いているところが多すぎる」と感じた沢田がその後、集客状況を確認したところ、予定よりも少ないことが判明。自身で中止を決断したという。
「僕が聞いているのは9000。(実際に集まったのは)7000」と予定より観客が2000人少なかったことを明かした沢田。「僕にも意地があるからね。
だから今回は『僕はできません』と」と中止を決断。「会場に隙間をいっぱい作ってその中でやらせるというのは、それはひどいだろうと。約束を破っておきながら、そういうスカスカの状態でやれというのは、僕には酷だ」と心境を語った。
沢田はファンに向けて「申し訳ございませんでした。甘えさせていただきました。これからその分を取り戻せるように、できるだけのことをしたいと思っております」
と公演中止を改めて謝罪。所属事務所は、今回のコンサート中止にあたり、代替公演を行う方向で調整していくという。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00010011-abema-ent
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