好評放送中のTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の第6話が8月19日放送された。すずの暮らす呉の街も空襲が襲い、衝撃的なラストシーンと次回予告に、原作やアニメ版を知る視聴者からの「あまりに辛い」「観れるか自信ない」などの声が殺到している。
累計130万部突破のこうの史代による漫画を原作に、オーディションで3,000人の中から選ばれた松本穂香がヒロイン・北條すずを、すずの夫・周作を松坂桃李が、かつて周作と恋仲だった呉の遊女・白木リンを二階堂ふみが、すずの幼なじみ・水原哲を村上虹郎がそれぞれ演じる。
また田口トモロヲ、尾野真千子、木野花、宮本信子、仙道敦子、ドロンズ石本、大内田悠平、久保田紗友、伊藤沙莉らのほか、ドラマオリジナルの現代パートも追加され榮倉奈々と古舘佑太郎が出演。
太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・北條すずが、嫁ぎ先の北條家で夫・周作らとともに暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていくほか、当初は戦時下を舞台にしながらもあくまですずを中心として日常が描かれてきた本作。
それゆえに「朝ドラのよう」といった声も聞かれるほどだったが、前回の5話のラストでついに舞台となっている呉にも空襲が。原作やアニメ版を見ている視聴者の「この回やばい…!一番アカン回やんけ」「泣くやつや。つらいやつ」などの声が放送開始前からタイムラインに流れる。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
昭和20年春。呉にも空襲がやってくるようになり、北條家ではこんなご時勢だからと花見を企画。花見は幸子(伊藤さん)に周作の同僚・成瀬(篠原篤)を紹介することも兼ねていた。花見に向かったすずは人ごみの中にリンを見つけ、桜の木のもと語り合う。
その後、円太郎(田口さん)が勤務する工場に空爆があり円太郎が行方不明に。その夜、すずは周作から「武官になることになり軍事教練のため三か月家に帰れない」と告白され、突然のことに絶句する。
円太郎の無事が確認され。すずと晴美は見舞いに向かうのだが、その帰りに空襲に遭う。防空壕に入り難を逃れるも地上に出たすずは晴美のすぐ後ろに爆弾があるのを発見、晴美の手をひき逃げようとした瞬間、光が晴美を包む…というシーンで6話は終了した。
その後の次回予告では尾野さん演じる晴美の母・径子の泣き崩れる姿や、すずの「なんじゃあの雲は」などといったカットが流れ、「予告の時点で辛いのにな」「次回めちゃくちゃ重い回だな」「結末知らないけど超絶鬱展開なのは想像つく」どの声がSNSに殺到している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000000-cine-movi
みんなのコメント
いや、次回の展開は大したことないでしょはるみ爆死すず右腕爆散りん空爆に伴う焼死けいこ、はるみを死なせたすずを人殺しと罵るすず、しゅうさくと喧嘩、広島への帰省を吐露広島に原爆投下(すずの母一瞬で蒸発、
父、原爆症で後に他界、さらに後、妹も原爆症を発症)これくらいの展開でしょ。現代版の婆さんはすずが終戦後に最後、連れ帰った被爆孤児で確定かな
原作のドラマ実写化で描くのが難しいのはこれからなんだよな…。「火垂るの墓」も同じだけど、戦争で空襲を受けた後の街並みややせこけた人たちを姿を再現しようとしてもリアリティが無くなる。
その辺をアニメならメディアの特長として伝えたい部分を強調(再現)して表現することが出来た。だから野坂昭如に「アニメーション恐るべし」と前言わしめることが出来た。
アニメの「この世界の片隅に」もそれだけの説得力を持たせることが出来た。アニメにはアニメ、ドラマにはドラマの良さがあるけど、TBSがこの作品に手を出した以上、真価が問われるのはこれから。