写真家、関口照生氏(79)と女優、竹下景子(64)夫妻の長男で俳優、関口まなと(32)が9月17日放送のTBS系「渡る世間は鬼ばかり」(後8・0)でドラマデビューすることが18日、分かった。
15歳で渡英し、13年間にわたって海外の舞台などで経験を積んだ実力派。飛躍のきっかけとなる国民的ドラマ出演に「責任感を持ってやらなければ」と燃えている。
母の面影をほうふつさせる甘いマスクと柔らかい雰囲気。
28年の歴史を誇る「渡鬼」の出演が決まったまなとは、「誰もが知っている作品に新しいメンバーとして出られて光栄。(脚本家の)橋田壽賀子先生が込めたメッセージをしっかり伝えたい」と力を込めた。
主演の泉ピン子(70)らが演じる五人姉妹の夫婦関係を描く今作。まなとは五女・長子(藤田朋子、53)の夫で医師の英作(植草克秀、52)に弟子入り志願する外科医役で出演する。
台本1ページにも及ぶ長せりふにも挑戦。事前に医療の現状や医師の体験談を取材しており、「せりふに実感が持てました」と役作りはバッチリだ。
もともと海外で俳優の勉強をした実力派。15歳のとき「英語が話せると仕事の選択が広がる」という父の考えで高校進学のため単身渡英。英ロンドン大に進み、心理学を学ぶ一方、演劇のワークショップに参加するうちに幼い頃の俳優への憧れが再燃した。
母には反対されたが、大卒後に英演劇学校で発声や演技を学び、在学中に米映画「47RONIN」(2013年公開)のオーディションで、真田広之(57)演じる大石内蔵助の青年期役を獲得。
その後は現地の舞台などに出演。帰国後もミュージカル、映画などで活躍する姿が「渡鬼」の石井ふく子プロデューサー(91)の目にとまり、今回の出演につながった。
母から「しっかりやりなさい」と背中を押されたまなとは、「『渡鬼』のように、伝えるものを託される役や作品に出会いたい」と意気込む。
弟の関口アナム(29)も俳優で、昨年はフジテレビ系「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」にゲスト出演するなど活動の場を広げている。芸能界では二世俳優の兄弟が活躍中だが、まなとも負けじと、弟と切磋琢磨しながら、芸能界の荒波を乗り越えていく。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000036-sanspo-ent
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