来年1月にTBS系の日曜21時枠のドラマで主演することが内定している木村拓哉(45)のヒロイン選考が、案の定、難航しているという。
人気女優にオファーをしては、ことごとく断られるのが最近のキムタクの恒例行事となっているが、今回のキャスティングは、いつも以上に行き詰まっているらしい。
この数カ月間に相手役として名前が挙がったのは、柴咲コウ、満島ひかり、波瑠、高畑充希、石原さとみ、綾瀬はるか……。
最近、女優業を始めたばかりの加藤綾子の名前まで取り沙汰された。かつて“視聴率男”と呼ばれたキムタクだが、すっかり嫌われてしまっているのだ。理由を探ると、「あの男に関わると面倒くさい」という声が現場から聞こえてきた。
過去にドラマで2度の共演歴がある柴咲にまで、他のスケジュールと重複することを理由に断られたというから、深刻な状況がうかがえる。柴咲に近い関係者がこう言う。
「2013年放送の前作『安堂ロイド』(TBS系)は初回の視聴率が19%を超えたにもかかわらず、最終的に平均で12%台にまで落ち込んでしまった。
これについて木村は、まるで共演者が悪かったような口ぶりだったそうです。責任をなすりつけられた形になった柴咲側としては、たまったものじゃありません。木村との共演を避けるのは当然だし、ささやかな抵抗かもしれません」
■「芝居ができない役者さんじゃ……」
今年3月に前所属事務所から独立した満島はもっと辛辣だ。最近、満島と接触を持ったTBS関係者によると、「大体、木村さんって、芝居ができない役者さんじゃないですか……」とあからさまに共演を避けたがっていたという。
4年前にトヨタのCMで共演して一緒にダンスまで踊った女優にここまでダメ出しされたら、木村も立つ瀬がないだろう。
木村の主演ドラマといえば、必ず事前にリストアップされるのが綾瀬はるかだ。7年前に「南極大陸」(TBS系)で共演して以来、木村のお気に入りとなったためだが、事務所同士の交渉直前に横ヤリが入って、話が宙に浮いてしまったという。
「局側は綾瀬のスケジュールを水面下で押さえていたのに、共演が流れてしまったのは、誰あろう木村の妻・工藤静香が“待った”をかけたためといわれています。静香は木村が後輩の綾瀬を役者として可愛がっていることをどこかで知り、そのことを快く思っていないようです」(TBS関係者)
すべてが木村のせいとも思えないが、フラれまくりの状況になっている。取材によると、今のところ相手役になってくれそうな女優は、今年「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)で共演したばかりの菜々緒くらいしかいない。“消去法”でヒロインに選ばれたとしても、菜々緒も複雑な心境ではないか。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000011-nkgendai-ent
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