日本代表のMF乾貴士選手(レアル・ベティス)、FW大迫勇也選手(ヴェルダー・ブレーメン)が22日、都内で『ウブロ 乾貴士×大迫勇也 チャリティーイベント』に参加。
「大迫、半端ないって」というフレーズが社会現象化していることについて「いいこと」と言及した。
大迫選手はロシアワールドカップ初戦のコロンビア戦で起死回生の勝ち越し弾を決めた。大迫選手が鹿児島城西高時代、第87回全国高等学校サッカー選手権大会の準々決勝で対戦し、敗戦した滝川第二高の中西隆裕さんが発した「大迫、半端ないって」がホットワードに。
芸能界でも多くのタレントが口にし、社会現象化しており、新語・流行語大賞の筆頭候補とも呼ばれている。
囲み取材で「半端ないって」について問われると大迫選手は「すごくいいことだと思います。これで今までサッカーに興味なかった人たちが少しでもサッカーを少しでも見てもらえればありがたい」とサッカー界にとって前向きな現象であるときっぱり。
ただ、これほどのブームについては「想像はしていなかったですね。あらためて、ワールドカップという大会は、すごく大きな大会なんだなと思いました」と苦笑いした。
一方、乾選手は「ホントに『半端ない』はすごく言われている。流行語になれば、サコ(大迫選手)が喜ぶと思うので、なってほしいな」とにやりとしていた。
また、大迫選手はコロンビア選での得点後に西野朗日本代表監督がハイタッチしようと前に出てきていたのをスルーし、ベンチにいた槙野智章選手と抱き合って喜びを分かち合った。このシーンが中継で流され“悲劇”とネット上で話題に。
これについて大迫選手は「僕は2点目を取ったときにベンチのチームメイトのところに行こうと。そしたら視界に槙野くんが入ってきたので、そっちに誘導されちゃいました」と釈明していた。
同イベントは平成30年7月豪雨で被害を受けた中国地方の子ども達がサッカーを心から楽しめる環境を取り戻すことを目的としたチャリティー。小学生20人と共にフットサルを楽しんだ。2試合行い、両ゲーム共に終了間際にチーム乾が劇的弾で勝利した。
大迫選手は「激しかったですね」と話し、乾選手も「なかなかガツガツ来るので抜けなかった。ロングシュートしかないなって思いました」と笑顔を見せていた。
その後、子ども達と一緒に寄付金を決めるキックターゲットに挑戦。10枚のパネルのうち、8枚を射抜き170万円が日本サッカー協会を通じて豪雨の被災地へ寄付されることとなった。乾選手は「微力でもやっていけることはやっていきたい」と表情を引き締めていた。
子ども達からの質問コーナーでは「すごかった選手は誰ですか」と問われ、乾選手は「ベルギーのアザール選手ですかね」とエデン・アザール選手を挙げた。
「止めようがなかった。当たり負けも全くしない。何をやらせても一流なんだと思いました。世界トップレベルだったので、ぜひ日本人の子どもには、ああいう選手を見習ってもらいたいなと思います」と回想した。
また、乾選手はベルギー戦で追加点となる2点目をペナルティーエリアの外から決めた。乾選手は「すごく貴重な2点目だったので、素直にうれしかった。強いボールを蹴ろうとしたら、たまたま無回転になった。でも、すごくいいゴールが決められたかな」とにっこり。大迫選手は「練習では全くなかったですね」と暴露しながらも「試合で出せた。本当にすごかった」と振り返っていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000345-oric-ent
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