歌舞伎役者・中村獅童が、東京都内にある約200平米の広大な土地に新居を建てる工事を5月中旬頃から始めたようだ。
地上3階建ての延べ床面積約400平米を超える豪邸には、中村が特別にオーダーした約80平米を占める大空間の地下室も設計したようで、総工費2億5,000万円は下らないとも言われている。
この土地はもともと中村の生家があったところで、昨年春に更地化して新居建設が進められるはずだった。しかし昨年5月、中村に初期の肺腺がんが発覚。そのため工事が遅れたが、ようやく着工したようだ。
中村と言えば、2004年に女優・竹内結子と映画『いま、会いにゆきます』で共演。夫婦役で運命の出会いを果たし、05年6月に結婚し話題となった。同年11月には長男が誕生し、公私ともに順風満帆な生活を送っているように見えた。
しかし、2006年7月に知人に招かれたパーティーの帰り道、酒気を帯びた状態で信号無視をしたとして、警視庁に検挙された。道交法違反容疑(酒気帯び運転など)で書類送検された中村には事件当時、同乗していた女性がいたのだ。
中村は、事件後に謝罪会見を開き、同乗していた女性は「妻も知っている一般人の女性」と説明した。しかし、同乗していた女性はかつて2004年に中村とディズニランドーデートをスクープされた当時女優の岡本綾(現在は引退)だったと公になった。
岡本は、2001年に放送された朝の連続テレビ小説『オードリー』(NHK系)で主役を務め、若手注目株としてブレークした。中村とはかつて熱愛疑惑があったことから、検挙された際に「不倫なのでは?」と報じられた。さらには、事件当日の夜、岡本は酒に酔い泣きじゃくっていたとの証言も聞かれた。
この件で中村は、ドラマ『ハゲタカ』(NHK系)を降板し、CMも自粛。併せて岡本もCMを降板するなど仕事を自粛する。だが、歌舞伎界という強力な後ろ盾を持ち、スムーズに復帰できた中村とは対照的に、岡本は仕事が激減。
イメージダウンの余波は深刻を極め、多大な仕事への影響をもたらした。そして、2007年5月をもって、所属事務所を退社し、事実上の芸能界引退へと追い込まれたのだ。
さらに懲りない中村は、06年10月に女優・高岡早紀と、深夜のファミレスデートを激写されたのだ。竹内も同月に家を出て別居し、中村に離婚届を送付していたことが報じられた。その後、子供の親権などをめぐり対立し、夫婦は長期にわたり“ドロ沼離婚劇”を繰り広げた。
そして、3年越しで離婚調停を重ね、竹内が親権を持ち、中村は定期的に面会する権利を持つことなどで合意し、2008年2月離婚が成立したという。
離婚の決定打ともなった酒気帯び運転で発覚した女性関係だが、中村の女グセは今に始まったわけではない。それに、竹内との性格の不一致や嫁姑問題を報じられた経緯もある。
「竹内はステージママだった陽子さん(中村の母)に取り入って結婚したものの、いずれは“梨園の妻”となって中村の活動をサポートするよう求めたそうです。さらには長男に中村の跡を継がせ歌舞伎俳優に育てようとした陽子さんと真っ向から対立。
そのうち中村の女性問題が発覚し、離婚についての話し合われていたが、子育てがおろそかになると確信していた陽子さんが親権を竹内に譲ることに納得しなかったと聞いています」(演劇関係者)
歌舞伎役者の派手な女性関係は“芸の肥やし”とも言われている。だが、大病を患い献身的な妻の介護を受けた中村は、女遊びを堪忍し、今度こそはと幸せを願っているだろう。総額4億円とも言われる豪邸に最愛の妻と愛息子が末永く暮らすことを願いたい。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000010-reallive-ent
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