先日、市川海老蔵さんの植樹イベントで参加者にふるまわれた特製カレーについて紹介します。国民食といっても過言ではないカレーの魅力は、市販のルーを使っても、定番の具以外に季節の野菜や、ルーを分量でとろみを調整したり、と各家庭の味があるところではないでしょうか。
今年で5度目を数えた志賀高原の植樹イベントの前日、東京都内で行われた昨年亡くなった妻、小林麻央さんをしのぶ会に姿を見せた海老蔵さん。会場を出ていったん自宅へ戻ると、同地へ向い、1000人分のカレーの仕込みを約9時間かけてしたそうです。
植樹イベントの当日、開会式を終えて取材がありましたが、なかなか現れません。その理由がカレーの味の調整だったといい「芸能人はうわべだけ、とか言われますが、ガチでやっています」と明かしました。
スタッフも予定以上の1500人が参加したため、全員に行き渡るよう量を調整。中辛、辛口、多くの子供も参加していたため甘口を準備する気遣いもされていました。
そんな特製カレーの隠し味を聞かれた海老蔵さんは「麻央が闘病で食べ物がのどを通らないので野菜スープを作ったのがきっかけ。残ったときにどうにか活用する方法はないか、と思って子供たちのためにカレーにしたら、おいしかった。隠し味は愛情と野菜スープ」と説明した。
9時間かけて仕込んだカレーの中身はトマト、セロリ、カボチャ、ニンジン、カブ、オクラ、マッシュルーム、シメジ、シイタケ、タマネギなど10種類以上の野菜と骨から外した鶏肉の手羽。これを2時間以上、煮込んだと聞きました。
記者も食しましたが一言でいうと「優しい味」。ほのかな酸味に「トマト?(スタッフ・そうです)」、ほろほろになった肉を「鶏肉?(同・手羽です)」、「かぼちゃ?(同・はい)」…。スパイスもほどよく効き、あっという間に完食しました。
その1週間前の父の日に行われた歌舞伎座7月公演の取材会で同席した長男、勸玄くんから「いつもカレーをつくってくれてありがとう」と書かれたカードを送られ、目を潤ませた海老蔵さん。
海老蔵さんの家族への優しさあふれるカレーのおすそ分けに癒やされました。(くのいち)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-00000524-sanspo-ent
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