少年隊の東山紀之(51)が9日、6月18日に胆のうがんのために亡くなっていたことが分かった俳優の加藤剛さん(享年80)を追悼した。
所属事務所を通じて書面を送付。東山は2013年に、加藤さんの代表作の1つ、TBSの時代劇ドラマ「大岡越前」の主人公・大岡忠相役を引き継ぎ、昨年には“新旧越前”の共演が実現し、話題を呼んだ。
「加藤剛さんの代表作である大岡越前を縁あって引き継がせていただき、昨年は共演までさせていただきました。撮影中には、食事をご一緒させていただき、俳優陣を前にさまざまな話をしてくださった時に、新しい大岡越前を認めてくださったようにも思いました。
その時の優しい眼差しは今でも忘れられません。剛さんに安心してもらえるよう頑張っていきます。天国から見守ってください」
昭和の名優の訃報は8日、明らかに。所属の劇団俳優座が9日、死因を発表。葬儀・告別式は本人の希望により、6月28日に喪主を設けず家族葬で執り行った。家族主催のお別れの会は9月22日に東京・六本木の俳優座劇場で開かれる。
加藤さんは1970年から99年まで30年間の長きにわたって放送された「大岡越前」に主演し、江戸町奉行・大岡忠相を演じ続け、お茶の間に親しまれた。
忠相役は13年、東山にバトンが渡されたが、昨年1月3日に放送されたNHK・BSプレミアム「大岡越前スペシャル 白洲に咲いた真実」に、加藤さんが物語のカギを握る浪人役でゲスト出演。新旧越前の共演で話題を呼び、加藤さんは「久しぶりの京都の撮影所。なじみのスタッフに迎えられてうれしかった」と感慨深げに話していた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00000163-spnannex-ent
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