プロスケーター、タレントとして活躍中の村上佳菜子。フィギュアスケート界で日本屈指の実力を誇り、2014年ソチオリンピックに出場した。幼い頃から“ポスト浅田真央”と注目され、15歳で出場した世界ジュニア選手権では金メダルを獲得。さらに、世界の強豪が集う四大陸選手権では2年連続で表彰台に上がった。
そんな村上には6歳年上の姉がいるが、彼女もかつて逸材と呼ばれたフィギュアスケーターだったことはあまり知られていない。村上の姉・友季子さんは、妹がスケートを始めるきっかけとなり、その才能に憧れ続けたスケーターでもあった。
トップ選手の多くが小学校入学前にフィギュアを始める中、友季子さんが始めたのは10歳。競技開始の年齢にかなりのハンデを背負いながらも友季子さんは翌年には大会で優勝するほどの急成長を見せ、当時、愛知県で行われた大会では浅田真央に次ぐ2位にランクイン。
その後も友季子さんは、五輪銀メダリストの伊藤みどりや浅田真央を育てた世界的名コーチ・山田満知子の指導を受け、順調に成長すれば、日本のトップスケーターの一人になるはずだった。
しかし友季子さんは、オリンピックなどの大きな大会に出場することも、日本代表に選ばれることもなく、高校卒業後、表舞台から姿を消した。代わりに妹の佳菜子が頭角を現し、念願のソチオリンピック出場権を獲得。オリンピックが近づき、そのプレッシャーから極度のスランプに陥った佳菜子を救ったのが、友季子さんだった。
姉が引退を決めた理由とは? きょう8日放送のTBS系『消えた天才 一流アスリートが勝てなかった人大追跡』(後7:00~8:57)に、妹も知らない真実、姉妹愛あふれるある思いをテレビで初告白する。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000300-oric-ent
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