文部科学省の局長が便宜を図った見返りに自身の子どもを入学させていたとして逮捕されたことを受け、東京医科大(東京都新宿区)に通う学生からは4日、怒りや疑問の声が相次いだ。
医学部医学科に通うある男子学生は「ばれないと思ったのだろうが、あまりに軽率。大学のイメージが悪くなる」と不快感をあらわにした。
教育改革に率先して取り組む文科省の幹部が不正入学の疑いで逮捕されたことについては「恥を知れと思う」と批判。「不正入学だったことは父親しか知らなかったのではないか。そうなら、入った本人はかわいそうだ」とも語った。
キャンパスではこの日、不正入学の報道が大きな話題になったという。看護学科に通う4年生の女子学生は「入学試験をするのならみんながフェアに受けられるようにしてほしい」と眉をひそめた。
大学は職員が門の前で報道陣にコメントを配るなどして対応。事務局が入るビル内では事件をめぐって職員らが会議を開くなど慌ただしい様子で、集まった報道陣には「事実関係が確認できていない」「よく分からない」などと繰り返した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000141-jij-soci
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