AKB48グループ、乃木坂46・欅坂46の坂道シリーズなど、数々の人気女性アイドルグループを輩出してきた総合プロデューサー秋元康氏が、今度はこれまでにない“メンバー選抜制”のアイドルガールズバンドを手がけることが3日、わかった。
1期生オーディションの募集がきょう4日からスタート。来春デビュー予定で、“国民的アイドルガールズバンド”を目指す。
今回は昨年の『NHK紅白歌合戦』に初出場したTWICE、WANIMAらが所属するワーナーミュージック・ジャパンと初タッグ。秋元氏が「楽曲によってチームが編成される大所帯のバンド」を提案し、従来にない新しいプロジェクトがスタートする。
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードなどそれぞれのパートに複数のメンバーを在籍させ、楽曲によって選抜メンバーを選出する、アイドルグループさながらの「メンバー選抜システム」を採用。
楽器の練習過程、セッションの模様、選抜の過程は各種メディアを通じて可視化し、ファンと共に、個として、バンドとして成長していく「サクセス・シンデレラ・バンドストーリー」を展開する。
秋元氏はワーナーミュージックのスタッフとの会議の中で「『どうせなら、バンド経験者だけではなく、楽器を弾けない人も参加できるオーディションにしよう』と盛り上がった」といい、きょう4日から1期生オーディションの募集を開始。
一次審査(書類)、二次審査(面接)、最終審査(面接)を経て、12月23日にZepp Tokyoで最終メンバーとバンド名を発表し、来春デビューを目指す。
応募資格は全国の満12歳~19歳(2019年3月末時点)の女性で、音楽・楽器経験は不問。オーディション告知画像として、昔ながらの連絡先をちぎって持ち帰れる手書きチラシ風のビジュアル6種類が公開され、[夢は弾いてかなえろ!」
「武道館でライブがしたい人」といった王道なコピーから「有名人に会いたい人」「アイドルになりたい人」「IT社長と結婚したい人」といったものまで。「恋愛OK」とも明記されている。
秋元氏は「これから先、男性のバンドや、混合のバンドも生まれるかもしれないが、新しい試みにすぐ飛び込んでくれるのは、いつだって女の子だ。
可愛いとか、スタイルがいいとかだけじゃなく、個性溢れる女の子が集まって欲しい。楽器が弾けなくたって構わない。これから練習すればいいのだ。何か、熱くなることを求めている人を待っている」とメッセージを送っている。
■秋元康氏コメント
Warner Music Japanの小林和之代表取締役兼CEOから、新しいプロジェクトをプロデュースして欲しいと頼まれたので、「やるなら、バンドがいい」と答えた。
もしかしたら、Warner Music Japanはアイドルをプロデュースして欲しかったのかもしれないが、どうせなら新しいことに挑戦した方が面白い。
「カズさん(小林和之氏)、大人数のバンドはどうですか? ヴォーカルもギターもベースもドラムもキーボードも何人も所属していて、楽曲によってチームが編成される大所帯のバンド。こういう曲だったら、
あのヴォーカルにこのギターの組み合わせがいいとかってあるじゃないですか?」会議で僕が提案したアイデアに、「そんなのないですねえ、面白い!」とカズさんを初めとするWarner Music Japanのスタッフが乗ったのである。
「どうせなら、バンド経験者だけではなく、楽器を弾けない人も参加できるオーディションにしよう」と盛り上がった。第一弾は、「ガールズバンド」。これから先、男性のバンドや、混合のバンドも生まれるかもしれないが、
新しい試みにすぐ飛び込んでくれるのは、いつだって女の子だ。可愛いとか、スタイルがいいとかだけじゃなく、個性溢れる女の子が集まって欲しい。
楽器が弾けなくたって構わない。これから練習すればいいのだ。何か、熱くなることを求めている人を待っている。
総合プロデューサー 秋元康
■オフィシャルホームページ
https://yaband-project.com/引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000301-oric-ent
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