ロシア・ワールドカップでアジア勢唯一、決勝トーナメントに進出した日本代表だったが、2日に行われたベルギー戦で2-3と敗れ、史上初のベスト8入りを逃した。日本の逆転負けについて、韓国メディアは「虚しい敗北」と伝えている。ベスト16でFIFAランク3位のベルギーと対戦した日本は、後半に原口元気と乾貴士のゴールで先制しながらも、その後立て続けに2失点。後半アディショナルタイムに電光石火のカウンターを浴びて2-3の逆転負けを喫した。
韓国の『スポーツソウル』は「日本は、個人の技量に優れていてベルギーを相手に善戦した。ボールを保持すれば確実にベルギーを苦しめていた」と戦いぶりを評価しつつも、「ベルギーが、フィジカルに優れた交代カードを切ると、あっという間に崩壊した。
ロメル・ルカクは封じたが、(マルアン)フェライニについては対応できなかった。体格の良い相手に弱い弱点がそのまま表れた。日本は韓国やイランに比べて技術力はあるが、代わりにフィジカルは弱い」と、敗れた理由について言及。そのフィジカルの弱さは「我々に完敗した昨年12月のE-1選手権で明らかになっていたこと」と続けた。
初の8強入りを逃したことについては「アジアで16強を通過したチームは、未だ2002年の韓国だけだ。日本は今大会に出場したアジア5チームの中で唯一生存し、初の記録に挑戦したが、それは無駄に終わってしまった」
しかしながら「韓国はFIFAランク1位のドイツに勝利したし、イランは死の組で1勝1分1敗の好成績を収めた。そして日本は8強進出の希望を得ることができた。限界も明確だったが、今大会でアジアチームが飛躍したことは間違いない。次のカタール大会では、8強に進むアジア国が出てくるかもしれない」と期待の言葉で締めくくっている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000018-goal-socc
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