長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ、毎週月曜午後9時)が異彩を放ち、視聴者に好評。“共感”が重視される最近のテレビドラマ全体への挑戦ともとれる作品になっている。
ドラマの主要キャラクターは、主人公のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)と全員俗称で、本名はおろか彼女たちが一体何者なのか、どういう関係性なのかはほとんど明かされていない。またこのドラマのテーマであり、主人公たちが生業としているのが“詐欺”。しかもありがちな詐欺を使って被害者を救うという展開ではなく、目的は“大金”で、それ以外のターゲットとなる理由もきっかけも場当たり的なことが多いなど、キャラクターもドラマの設定や展開も敢えて視聴者に“共感させない”つくりなのが特徴だ。
データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、第7話までの平均満足度は3・81(5段階評価、24日回収分のデータ)と高満足度の基準3・7を上回り、GP帯春ドラマ第2位の高数値となっている。“共感させない”ドラマでありながら、なぜ視聴者から好評を得ているのか。
その理由を感想からひも解くと、「テンポよく見ていて飽きずにあっという間で面白い」(50歳女性)、「馬鹿馬鹿しくて何も考えず見られる」(55歳女性)、「気楽にみられてしかも面白い」(43歳女性)など、テンポの良い展開で“何も考えずに”“気楽に”みられるという意見がある一方、「ふざけているが、考えさせられるところもある」(61歳女性)、「コメディだけど考えさせられた」(46歳女性)など、少し“考えさせられる”という回答もある。
共感できるか否かという考えが頭をよぎらない心地の良い“軽さ”と、ちょっと立ち止まって考えたくなるような“深さ”もちょっぴり足されていることが、高満足度の理由のようだ。
その軽さと深さのバランスが絶妙だったのが前回の第7話「家族編」。闘病中で10億の資産を持つ老人が詐欺のターゲットで、その生き別れになった娘として主人公が潜入し遺産をだまし取るというストーリー。
潜入先で出会った他の家族も実は偽物だったという驚きの展開を楽しみながら、ラストは戸籍上の家族よりも最後にニセモノの家族として過ごした日々を思い出しながらターゲットが亡くなるという、家族とは一体何か考えさせる余韻を残す内容に仕上がっていた。
視聴者からも「荒唐無稽だけど笑える。家族のあり方も考えさせられた」(61歳女性)など、満足度は第7話までで最高の4・00を記録した。視聴者にとって身近な設定であったり、あるあると思わせる“共感”を作り出さなくても、独特の“軽さ”と“深さ”で視聴者を満足させている今作。この春ドラマで最後まで見逃せない作品の一つだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180527-00000143-spnannex-ent
みんなのコメント
それはテレビ局側の責任でもある。
すごい脚本のドラマが出現するまでは変わらない。
長澤さんがこんなに演技が上手く、可愛らしいなんて気づかなかった。
愛すべき3人+五十嵐。
続編も期待したいです。
テレビ番組全体に共感しないけどね?
更につまらないしくだらなくなっている
4月から全くテレビを見なくなったよ!
お金を巻き散らかすピストルみたいなオモチャとか、ベッドがあるのに、ソファーで寝てたりいちいち可愛くて好き。
同年代の女優の中では一番の演技派女優だと思います。
元は長澤さんのヒロイン売りが嫌いであまり好きじゃなかったので、コメディに徹してる彼女はいいなぁと思いました。
全話もう1度観たい。
長澤まさみさんは真田丸のきり役で開眼したと思う。
最期を看取りたいというピュアなボクちゃんだけを残す作戦、お金の分配をどう決めるかまで予測していたのかな?
完成度の高い海外ドラマを観ていると
こちらのドラマは残念なところは多いですが
割り切ってみれば、まあ面白いかも。
録画で…。
いつも予想を裏切られる。
上手いね。
裏切ってくれてありがとうだよ。 笑
凸1好きです
人気女優さんなのに汚れ役もする
コメディができる女優さんって
好きです
観てる側には見極める能力が必要ではないか?
それに日本人は、みんな一緒じゃないと不安になる人種であり、みんなと同じ考え方や行動をしない人間を
非難する特異な人種である。
みんなが面白い!最高!と思っているものに、
つまらない!クソ最低!と言う人間を平気で罵る。
このドラマは、敢えて言うなら幼稚過ぎる。
この脚本家はこの手の話に向いてない事が良く分かる。
この際、詐欺の見せ方がどうのでは無く、
荒唐無稽なら荒唐無稽を貫けば良いが、
中途半端に人情とか親子愛など心に訴えかけて、
泣かせようという姑息さがプンプン臭って、
嫌味過ぎる。
やるなら、ルパン三世みたいに脳天気さを貫けば面白いとは思うが、欲を出し過ぎて全てが中途半端。
ま、面白いと言ってる人間がいるから、それはそれで良いのだろう。
あの程度で、面白いと思うには脳みそを退化しないとダメかもな。
「ダーハッハッハッ」って笑うのも豪快で気持ちいいし!
東出は、前回のドラマで怖い印象だったから、そのままズルズル来てたけど、良い印象に戻ったし!
小日向さんは文句なし!
良い役も悪役もこなして、あの穏やかな声に癒されたかと思えば、笑わされたり、かわいかったり。
そして五十嵐役の人
初めて見たけど声はいいし、おもしろいし。
脚本もいいし、大どんでん返しあるし
見てて飽きないし
久しぶりに毎週が楽しみな月9!
今回の長澤まさみさんはじめ、各キャストの演技はそういったものを感じます。
3人は似たような境遇なんだろうか?とふと想像させる。
最近はフジ叩きしてる連中の方がよっぽど害悪
でも、どんな見方でも楽しんだ者勝ち。
都市伝説の女でも放送した方がよいのでは。
俺がドラマ作ったら視聴率15%位は行くと思うけどなあ
もうちょっと頑張れよ 視聴率15%超えたら見るよ
リーガルハイの面々もカメオ出演して欲しいもんだ
近年のフジで見たいドラマはなかったけど、これはお勧めだよ。
まさみちゃんがメチャクチャいい!
セクシー、可愛い、とにかく、いい?
もちろん脇役(と言うのは失礼ですが)が
素晴らしいです!
今回は読めた???
と持っても最後の最後に
やられました…。
と大逆転の結末に脱帽です。
月9だのどうだのどうでもいいじゃん。
とつくづく思います。
今時地上波のドラマ見てる視聴者層が行くばかりか存じませんが頑張ってください。
出演者たちの軽いノリと、展開の速さが魅力的。
ラストの意外性が面白い!
東出さんの演技にはハマるし、
小日向さんは演技派で、コメディもイケる。
個人的には五十嵐役の小手さんがいい味を出してて気になる役者さんになりました。
したの乗りですね、多分ですが若い(10~20代)
には受けない作りです。
ただその世代はあまりテレビを見ないと言われるので
元々ターゲット層は少し高いのでしょう。
ぼくちゃんリチャード五十嵐もいい!
下手な韓流よりよっぽどいい。
イラッとする。