「平成」はあと1年となり、来年5月1日からの新しい元号への関心が高まる。しかし、住民票発行や転入・転出届を提出する際、生年月日を西暦で記入できる様式が、京都府内の自治体で広がっている。15市のうち、元号に限定しているのは5市だけで、担当者は「特に平成生まれの若者に西暦記入が多い」という。
大学の入学願書を西暦に限るところも目立ち、昭和に比べ、元号の存在感は薄れているようだ。
出生届など国が様式を定める戸籍関係を除き、住民票は市町村が自由に様式を定めることができる。住民票発行と転入・転出届の様式を確認したところ、二つとも生年月日を元号表記で求めているのは、福知山、舞鶴、亀岡、京田辺、京丹後のみ。役所の公文書は元号表記だが、住民には自由に選べるようにしている市が多く、京都、宇治、宮津の3市は両方とも西暦可だった。1979年の元号法制定時、学者が「戦前の天皇制復活につながり、国際感覚の上でも不便」との反対声明を出し、今回も新元号に反対する署名活動が行われている。ただ各市に聞くと、2012年7月に在日外国人の住民票登録が始まったことを契機に西暦欄を設ける市が増えたとみられる。転入・転出届を西暦可にする南丹市は「日本人でも西暦で書く人がおり、想定外だった」という。
国が76年(昭和51年)に行った世論調査では、87・5%が「主に年号を使う」と答え、主な理由は「時代の区切りが明りょうになる」「古くからのしきたり」だった。しかし、市民に話を聞いてみると、大学生山根萌さん(21)=京都府精華町=は「就職活動の履歴書は西暦で、昭和と言われても何年前かすぐに分からず、西暦の方が便利」という。元号派の中野あゆみさん(33)=中京区=も「1984年と書くより、S59年の方が早い」。2人とも元号に深い思い入れはなかった。
大学の入学願書の様式を調べて見ると、京都大、同志社大、立命館大、京都産業大とも西暦限定。皇室ゆかりの学習院大でさえ現在は西暦しか受け付けず、担当者は「増加する留学生に対応するため」。国際化で元号の使用頻度が低下する実態が垣間見えた。
一方、元号表記を守るところもある。運転免許の新規、更新申請は元号限定で府警は「免許証は元号表記だから」とした。元号の強制使用に反対してきた共産党の機関紙「赤旗」は昨年4月1日号から、日付で元号の併記を再開した。昭和天皇が死去した89年1月7日まで「昭和」を併記していたが、当時、世間で天皇制の美化が進んでいたため、元号を消したという。同党幹部は「野党共闘で旧来の支持者以外の購読者が増え、『西暦だけでは不便』との要望を受けた。当初は党員から意見も寄せられたが、大きな反発はない」という。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180501-00000007-kyt-soci
みんなのコメント
だから、役所等の提出書類だって西暦に統一してはどうかと思う。
連続のタイミングで「元号不要論」を掲載することは、京都新聞も在日に乗っ取られたようですね。
文化だと思うが。後50年もすれば平成の懐かしい出来事なんて
特集がでるでしょう。
便利云々で論ずる問題ではない
はい解散
「年代」と「時代」の違いを知れ。
ついでに平成のイメージ→天災
元号と西暦の併用に”問題”はないと思いますよ。
元号無くしたら中国と一緒。独自の暦を持つことは絶対にあってはならないと思う。
西暦が分かりやすいよー今時、誰が覚えるん??
元号を覚えて得するもんある??
好きにすればいいのに
もう統一はないだろうけど
–年–月–日
元号で記入するのか、西暦で記入するのか分からん。。
便利というか意識に密着してたと言うか。
元号より西暦の方が便利、となったのはそれだけ思い出の発生速度が子供時代に比べて緩くなった・鈍くなったからなんだろうな、と思ったりする。
我が国の誇れる文化なんだよ。
他に自国の元号ある国あるのかね。
ムスリムの国も西暦使ってるのかね。
キリストなんか関係ないし、白人の国で勝手に使ってれば。
平成とか昭和で書くメリットってあるか?
精神的なの除いてさ(‘ω’)昔語りは華麗にスルー
明治45
大正15
昭和63
平成30
次の年号は何年続くのだろうか?
西暦は人類が続いている限り増え続けるだろうが、今生きてい「世代」人はせいぜい100年で入れ替わる。
その時々日本人として共に生きた天皇の姿は各々に深く刻まれる存在だろう。天皇制をうんぬんする人であっても、天皇の顔を知らないで過ごす人は日本では居ないと思う。
日本の国の存在の根幹を軽く扱うべきではない。
元号維持もいいけど、それを言うならカレンダーは旧暦表記も併記していただいたほうが、実はリアルな季節感が感じられる。
元日に新春とか的はずれな表現もなくなる。
でも昭和を生きてきた人、もっと言えば大正や明治を生きてきたという分かりやすい歴史が、そうか、あの頃だったのかと思い出せるものも年号にはあると思うけどな。
一般人には不便なだけで、メリットは無し。
人が多いし。。。。
2000年(平成12年)以降生まれの人は西暦。。。
全て暗算が楽なほう。という深層心理。
それと、PCで年月日入力は 例えば 18/05/01
っな具合、圧倒的西暦命。
平成はいいとして、昭和○年と言われてもピンとこないんだよなぁ。計算すれば1989年から平成が始まったのは分かるんだけど…そもそも昭和が64年続いたって事を知らない子が多いんだと思う。まさに私がそれでした笑。昭和が始まった年も昭和64年までだって事も知らなかったので、西暦が分かってても計算しようもなかったんだよなぁ。
ただ、元号でその時代をなんとなーくイメージできる事はすごく素敵だと思う。昭和だと、終戦という大切な日もありますが、バブルが1番かなぁ。昭和歌謡とか聞くと渡辺真知子さんが1番に思い浮かぶ。山口百恵さんとか。これは西暦だとなかなかイメージできないかも!
皇紀を採用すれば大半は解決する。
皇紀は明治になってから作られたものだし、それ以前の日本人に紀元表記の概念がなかったのだから仕方ないんだけど。
和暦(東洋)
って考えると少し切ないな。。
私は昔から元号不要論者です。元号による時代に区切りのため、明治、大正、昭和、平成とそれぞれ何年で終ったのかいちいち覚えてないと、今から何年前なのか計算しなければならないが西暦なら引き算で一発です。もう元号などという、日本にだけ存在する遺物にお別れしましょう。
平成と違って次の年号は存在の薄いものになることは間違えない。平成の初期のころは西暦はあまり一般的ではなかったが30年で激変した。例えばリーマンショックを平成で把握している人などいない。
最も和暦を残すことでシステムを作る会社の需要が生まれるという利点もある
そのそも昭和は昭和の歌とかいい意味で使われることが多いが平成は不況とか悪い意味でつかわれることが多い。