作家の乙武洋匡氏(42)が、26日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)に出演し、日本高等学校野球連盟(高野連)の姿勢に苦言を呈した。第100回全国高校野球選手権記念大会で準優勝した金足農・吉田輝星(こうせい)投手(3年)は、甲子園で881球を投げた。秋田大会でもマウンドに立ち続け636球、甲子園での投球数と合わせこの夏だけで合計1517球を投げ抜いた。
乙武氏は「美談のように語られていますけど、若い才能を潰してしまうんじゃないかと何年も前から言われている。高校生は頑張っちゃいますから」と指摘した。
さらに「(甲子園の)閉会式での高野連会長があいさつで、『金足農は吉田投手が1人で投げ抜き、それを支えるナインがいて、高校野球の手本のようなチーム』と褒めちゃっている。ああ、これ変える気ないなと思ってしまいました」と苦言を呈し、「高校野球は“興業”じゃなくて、部活の一環、教育活動の一環としている。
高野連がダブルスタンダードだと思うのは、創志学園・西純矢(2年)のガッツポーズや、金足農の『侍ポーズ』が高校生らしくない、パフォーマンスは良くないと禁止された。
高校生らしさを重んじるなら大会の運営の仕方ってあるんじゃないのって思う。興業としてのおいしいとこ取りと、高校生らしさを押しつけるところ(がダブルスタンダード)」と見解を示した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000111-sph-ent
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