スタジオジブリの宮崎駿監督が映画『風立ちぬ』(2013年)以降、初めて手掛けた映像作品『毛虫のボロ』(原作・脚本・監督)の完成披露試写会が14日、東京・三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」で行われた。上映に際し、宮崎監督は書面でことばを寄せ、安西香月館長が代読。「音をあててくれたタモリさんに感謝します。タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。ありがとう」と、声と音を担当したタモリに感謝した。
タモリは、14分20秒の作品の中で、主人公の毛虫ボロが発する声のようなものから、葉っぱを食べる音、ほかの昆虫たちが羽を羽ばたかせる音、女の子がこぐ三輪車から聞こえてくる音など、すべての効果音や擬音を声で演じている。同美術館のみで上映されるオリジナル短編アニメーションでは、『やどさがし』にも声と音で参加している。
2016年11月13日にNHKで初放送されたドキュメンタリー『NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」』内で、CGで短編映画に初挑戦している姿が紹介されてから1年余り。完成した作品は、一部にCGを取り入れた新たな映像表現が見られる一方で、いい意味でいままでと変わらない宮崎アニメ感が楽しめるぜいたくな仕上がり。3月21日より上映される。あわせて美術館2階ギャラリーでは、関連展示も行われる。
ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制。チケットは、コンビニチェーン「ローソン」でのみの販売。今年も夏休みシーズンの7月・8月入場分のチケットについては先行抽選販売を行う。7月入場分は5月25日~31日に受付、8月入場分は6月25日~30日に受付。
■宮崎駿監督のコメント(全文)
ごあいさつ
生まれたばかりのちっぽけな毛虫に世界はどう見えているのでしょう。
小学生のとき、植物の光合成について教えられて、光合成はどう見えるのかズーッと気になっていました。
毛虫には空気の粒は見えるのかなぁとか、葉っぱをかじった時はゼリーのような味がするのかなぁとか、狩人蜂は今の戦場で飛び回っている無人攻撃機みたいなものかなぁとか…。
それでこんな映画ができてしまいました。
さいごまでつきあってくれたスタッフと、ノボロギクを教えてくれた家内と、音をあててくれたタモリさんに感謝します。
タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。ありがとう
宮崎駿
※宮崎駿監督の「崎」はたつさき引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000332-oric-ent
こいつだけは好きになれない
世間の注目がなくなると「引退します」だろw
NHKの特番で絵コンテを書いていたアレですよね?
めっちゃ観たいw
ましてや引退染みた事言っといて結局しがみついてるんだよね…
世界の捉え方が独特だし、生き物への愛で溢れている。幼い頃は持っていた感覚かもしれないが、それをずっと持ち続けているのが凄い。
若手監督の作品がなんだか無機質に感じるのは、こういうところなんだろうなぁ?。
宮崎監督ならではの視点かな
風立ちぬ系よりも私はこういうものが見たい
ワクワクする
タモリさん落ち着いたいいお仕事に落ち着いて、良かったと思います。
笑っていいともって何?という時代がいつか来るのですよね。。
以降は認知症と電通が絡んだ駄作ばかり
耳をすませばは別だが、あれはジブリの基礎を作った
夭折の天才・近藤喜文の作品だし
タモリが駆け出しの頃、インチキ外国語のハナモゲラ語とか、いろんな擬音とか、口芸達者だったよね。
大物になってから、あまりやっているのを見ないけど。
そして、宮崎駿とアニメで組むとか、なんか、贅沢な作品だね。
マーケティングが旨いよねぇ(*´ω`*)
みんなが「おぉ!」ってなる部分を的確に突ける
そういった才能あるわ。
だってタモリで来たら、1回は見てみようと思っちゃいましたから私w
もうボツになったのかと思ってた