2月に入って私立大の一般入試が始まり、入試シーズン真っただ中。受験生を抱える親や祖父母は、子どもや孫たちの試験のデキに気をもんでいるに違いない。そんな中、いま私立大学は2018年問題で揺れているのをご存じか。18年度から18歳人口が減少に転じるからだ。学生数の減少は大学の経営を直撃する。生き残りをかけて大学再編が一段と進むという見方もあり、受験生側も大学選びに慎重にならざるを得ない。私大受験の最前線を追った――。
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少子化による受験者数の減少は、今後、待ったナシに進む見込みだ。
内閣府の「高等教育の将来構想に関する基礎データ」によると、2017年度に120万人だった18歳人口は――、
・18年…118万人
・19年…117万人
・20年…117万人
・21年…114万人
・22年…112万人
・23年…110万人
↓
・31年…99万人
17年度と比較して、5年後に8万人減、14年後には21万人減って100万人の大台を割ってしまう。参考までに、18歳人口が過去最高だったのは、1966年の団塊世代。大学進学率は低かったものの、その数、249万人。少子化の現実は一目瞭然だ。
大学の現状に詳しい千葉商科大学人間社会学部の松野弘教授が言う。
「大学にとって志願者・入学者の減少は厳しい現実です。とりわけ、ブランド力がない地方の私大はキツイ。新興私立大学といわれる昭和40年以降に設立された私大です。国立大、公立大、私立大で減少し続ける入学者の取り合いになるのですから。欧米の一流大学、たとえば、ハーバード大学をはじめとするアイビーリーグの超一流校では、大学の収入のうち授業料などが占める割合は15~20%程度。しかし、日本の大学では70~80%といわれている。人口減少による受験料、授業料の収入減は、大学の経営を揺るがす一大事なのです」
私大の定員割れは数年前から目立ち始めた。学生が集中する首都圏でさえ私大の3~4割が定員割れだという。地方の私大はより深刻で、国や地方自治体の補助金で生き延びているのが現実だ。
「地方私大の延命策のひとつが公立大化です。学費が安くなれば受験者数は増えますから。また、文科省が容認したように、今後は大学の吸収・合併や学部の切り売りも一段と進むはず。最近では慶応と共立薬科大、関西学院と聖和大が統合しましたが、企業の経営統合と同じですね。都会の有名校がブランド力がある大企業だとすれば、地方私大は無名の中小企業のようなもの。就職してからの社会的な影響力も違ってくる。家族はこうしたことを考えて受験生にアドバイスすべきでしょう」(大学アナリスト・斎藤健一郎氏)
母校が吸収されては、OBたちはガッカリだ。
■なぜ文科省は私大の助成金カットに乗り出したか
私立大学の経営を支えているのは入学金、授業料、受験料、それに文科省から支給される私学助成金だ。その総額は毎年3000億円あまりに上るが、18年度からは、支給額が減額される大学が増えそうだ。
これまでも、入学定員割れの学校は助成金減額の対象となってきた。旺文社「教育情報センター」の調べでは、17年度は全国229の私大で定員割れとなったという。実に全体の39.4%。ざっと4割の私大が定員に達していないのだ。それでも18歳人口の増加などで、前年の257校から28校も減った。
18年度は18歳人口が再び減少局面に突入する。受験生が減るのは確実で、定員割れする私大も再び上昇に転じそうだ。それによって助成金が減らされる大学も増加しそうだが、文科省は新しい助成金カットの基準も設ける方針を打ち出した。「5年連続して赤字経営」と「教育の質が低評価」の2項目がそれ。財務状況が厳しく、カリキュラムもパッとしない大学を切り捨てる構えである。
「大学が冬の時代といわれ始めたのは、2000年ごろでした。それから18年になりますが、大学は意外と潰れていません。統廃合した学校をのぞけば、10校もあるかどうか。むしろ大学の総数は、600校から800校に増えているのです。人口が減っているのに大学は増えているのですから、高等教育を受けるレベルに達していない大学生も珍しくなくなった。ABCを言えず漢字も書けないというような学生が多く、授業が成り立たないという大学も出てきています。文科省としては、そうしたレベルの低い大学を“退場”させたいのでしょう」(大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏)
助成金カットの兵糧攻めで、立ち行かなくなる大学が出てくるのは間違いないようだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180204-00000014-nkgendai-life
GMARCH。。。。
親不孝だなあ。
開成高校 卒業生進路
東大
120人
京大
4人
旧帝大+東工大
147人
医学部合格者数
116人
早慶上理ICU
214人
GMARCH
16人
国にゼニをもらうしかない。
ない。
そもそもみんながみんな高度な学問を学ぶ高等教育を受ける必要なんてないんじゃないか。義務教育は中学校までだし。
消えた方がいい。
偏差値60未満は大学というより高校4年生のレベル。
存在意義が無い。
日本人の教育レベルの底上げに貢献しているとは思えない。
生産性が低いので、地銀と同様どんどん潰すべき。
このやり方は間違ってると思う。
「5年連続して赤字経営」と「教育の質が低評価」を
助成金カットの基準にするのではなく
定員カットや認可取り消しの基準にすべきだと思う。
助成金減らされた大学は,
更に教育の質が低下し,負のスパイラルに陥り
大学が潰れるまでの間,在学生が損をする。
そういうやり方を文科省はすべきではないと思う。
経営が悪化した大学には,
学生を預けられないとはっきり示すべき。
授業が成り立たない」
高校卒業の資格がないと大学には入れないんだけど、
ABCを言えず漢字も書けない生徒を卒業させている高校は
どうなんだよ、という話。
高校までのほうが、文科省による縛りが効くはずなのに。
あと、スポーツ推薦で大学に行く生徒さんは、どうやって単位取っているのかな?例えば、甲子園常連校のレギュラークラスの人って、慶応、marchのレベルの学力あるの?野球に限らず。日本の運動部も、アメリカみたいに、単位取れなきゃ試合に出られないようにしたらいいのでは?
経営ピンチになる大学に存在価値はない。そんな大学はどんどん潰そうか。
何もできないのに、進級できる、進学できると思っている学生たちはどうしようもない。。。
中高年以降は高校時代、経済的事情や成績不良、家庭の事情などで進学を諦め、就職をしたものの、大学に行きたいと思う者もいる。
だが、社会人になると、学費だけでなく、休みの問題などもあり、通える大学がほとんどないのが現状。
もし、授業料などもコマ料金で、自分の仕事の合間で受けられる授業や講座があれば、大学に通い受けたいと思う。
確かに地方の人は気の毒(国立かFラン私大しかないため上京する余裕のない家庭は進学を諦める場合も多い)だがそれは大学に限った話ではないしね
高校の進路、就職指導の先生みたいなことしている。
縁あって自分の学生となったからには、満ち足りた職業人人生送ってほしいと考える、先生方の想いや大変なご努力は分かるし、立派だと思うんだけれど。
それって、大学のやることかな~?って。
延命策は、四年ぴったりで、22~3歳で卒業しなくとも就職の機会があり、
仕事のスキルアップや方向転換、あるいは個人の人生を送る上で、勉強したい、しなければならないと思った時に、いつでも大学で勉強できる、就職スタイルと授業料に変わること、社会人がまた勉強したいと思えないようなレベルの大学は無くなること以外にない。
少子化で人が集まらないのなら、魅力や実績のない大学が淘汰されて当たり前。
延命させる必要がどこにある?
18歳人口が減ることなんて、国はずっと前からわかっていたはずなのに
人生は大卒だけじゃない。
親はもっと子の適性を見て
人生をより良いものにさせてあげるべき。
それでも人手不足が解消しないなら、全国のパチンコ営業も禁止で。
無駄なバカ大学があるお陰で金が無いのに取り敢えず大学に行っておこうみたいな奴が奨学金破産するんだよ。
Fランク大学に行っても明るい未来を手にする可能性は低いよ。
EX 名古屋 私大 せいぜい 10校くらいで可(除 医歯薬医療) やたら名前の長い大学 多すぎる
あらゆる面で縮小していくでしょうね
本当に悔しくてたまらない団塊ジュニア世代はアホ高校でも数が多くて最悪であるいっそ戦争でもあり楽になればいいとおもった4