2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて「夢を歌おう」を掲げて放送された2017年の「第68回NHK紅白歌合戦」。ドタバタだった16年に比べれば、はるかにまとまった印象を残したが、相変わらず審査方法が分かりづらいなど課題も残した。東京・渋谷のNHKホールで取材した記者が、舞台裏とともに振り返る。
■安堵感さえ覚えたまとまり方
2016年の「NHK紅白歌合戦」のドタバタぶりを目の当たりにしただけに、17年のまとまりぶりに“安堵(あんど)”感さえ覚えた、といっておこう。
NHKが「目玉」と位置付け、出場歌手を発表した後も粘り強く出演の交渉を続けた安室奈美恵さんと桑田佳祐さん。この2人の出演が実現したのが何よりも大きかったか。
16年は解散を目前のSMAPの出場に手を尽くしたが、実現に至らなかった。その余波が、大みそか当日の現場にまで影響した、という感触があった。
タモリさんとマツコ・デラックスさんが、会場のNHKホール周辺や内部をうろつきながらも、最後まで「ふるさと審査員」に加わらず、そのまま帰ってしまった“謎”の演出は、その最たる例だった。挑戦だったのかもしれないが、破綻もしていた。
が、今年はそうした“破綻”は見受けられなかった。「家族がそろって見る紅白」として、かなり理想の「形」を提示できたのではないか。
■安室さんに静まりかえった舞台裏
SMAPの轍を踏まず。来年9月での引退を発表した安室さんと、好評を博した連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌である「若い広場」を歌った桑田さんの出演実現に、NHKの上田良一会長は「現場が粘り強くやってくれた成果」と手放しで褒めた。17年紅白は、これで安定感を得た。
それにしても、舞台裏で目撃した安室さんの存在は、“別格”だった。
舞台袖の廊下では、常に誰かが走り回り、関係者が大声で歌手らを誘導し、喧噪に包まれている。それが、安室さんが画面に登場するや、静まりかえったのだ。待機中の歌手、マネジャー…。そこにいる全員が、廊下に設置されたテレビ画面に映る安室さんの姿に見入った。歌声に耳を澄ました。紅白での見納め。誰もがそう感じていると分かる光景だった。
■司会陣も最善
司会陣の選択も、ベストに近いものだったといえるだろう。総合司会を務めた内村光良さんは、自身が座長を務めるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の人気キャラクターを随所に盛り込みながら進行を司ったが、間延びさせず、ムダな時間も生み出さず、という絶妙なバランスを保った。
舞台袖から「NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・ディレクター」の三津谷寛治にふんして行った中継の場面は、簡単なリハーサルだけでビシッと決めてみせ、出番待機中の出演者や報道陣などから拍手が湧き起こった。
紅組司会の有村架純さんが主演した「ひよっこ」の特別編の映像も同様だ。桑田さんを昭和のヒットメーカー、浜口庫之助さん役として巧みに盛り込み、「ひよっこ」の時代に合わせたドラマを成立させつつ、桑田さんの弾き語りによる坂本九さんのヒット曲「涙くんさよなら」を聴かせた。「家族で楽しむ紅白」にうってつけの演出だった。
■まだ「合戦」にしたいなら
しかし、反省点はある。「家族と楽しむ」うえでは、欅坂46のメンバーがステージで倒れたアクシデントは残念だった。
関係者は「(歌唱した)『不協和音』は彼女たちにとって大切な曲。パフォーマンスにかける思いが強く、力を入れすぎてしまったのでは」とコメント。
幸いにも3人のメンバーが過呼吸のような症状程度で収まり、病院に行くこともなかった。が、大みそかの家族のだんらんにふさわしいとはいいがたい、ショッキングな映像がテレビから流れてしまった。
最後に、どちらの組が勝利するかには、さほど重きを置く人も多くないだろうことは承知の上で、17年についても言っておきたいのが「審査方法」だ。
なるほど16年のような大きな混乱はなかったものの、17年の審査方法が発表された時点から、インターネット上などで「ゲスト審査員はいらないのでは」という声があがっていた。
「223万7644対143万2371」と80万票を超える大差で白組が勝ったが、それほどの大差がついたのだろうか。
なにしろ、会場の観客とゲスト審査員が掲げた票の差は200票超だった。これに視聴者投票が加わったとたん、80万票もの差に変わってしまったのだ。
公共放送のNHKが、視聴者の声を重視する姿勢は理解できる。だがデータ放送を使っての投票は、対戦ごとにできるため、“視聴者審査員”は1人で最大22票を行使できてしまう。
これに対し、会場審査員とゲスト審査員は全ての対戦が終わった後に1票しか投じられない。
データ放送による投票は、出演歌手の人気投票の側面もある。会場審査員やゲスト審査員では覆せないような偏った差がつくこともありうる。
この方式を続けるなら、ゲスト審査員は、審査員ではなく単なるゲストとすべし。あくまで、これからも「紅白歌合戦に“合戦”としての面白さを求める」前提に立つなら、審査方法にはまだまだ再考の余地ありだ。(文化部 兼松康、本間英士)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180101-00000527-san-ent
全国制覇をめざし、日夜厳しい練習に取り組んでいる高校球児に対する冒涜だ
白がd放送の投票でずっと勝ってたのに赤が勝利したのはまさに?だった
あれだけ欅坂46が精魂尽き果てるくらいに頑張ってくれたんだから。
他の歌手も頑張てくれていたのは認めるけど。
でも、紅組が勝っただとか、白組が勝っただとか、もうどうでも良かった。
欅坂が大変な状態なのに、当たり前なんだけど平然と進行する二宮をyoutubeで見るたびに嫌な気持ちになる。
NHKが不祥事を無くすまで出演拒否をしてもらいたいですね。
NHK自体が嫌だ。
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一番盛り上がったらしい。
ジャニーズいらん
それと投票はどうしても僅差にしたいという思惑がみえる
今回も失敗って評価されていたと思う
すべての面でウッチャンがいたからフォローされて結果うまい具合になてった
二宮も相葉に比べれば10倍うまかったが
それでも緊張して顔が強張ったりアドリブ聞かなかったり
やはりウッチャンの素晴らしさが際立った
まあ有村架純は可愛すぎるし服装がセクシーで最高だったからOK
審査方法は去年のクレームから逆に一気に降りすぎw
その中間が良いのに
例えば視聴者表を1万分の1にして審査員は10票分にしたりとか
色々視聴者投票数によって変えながらうまく調整すれば良いのに
ちゃんとカネ払ってますか?
今のNHKには有無を言わせないほどの金がある、
一応は嫌っても結局は番組に出るタレントは金で転んだと考えて良い。
歌の上手い下手?
パフォーマンスの良し悪し?
視聴者投票で思うのは
演歌には演歌を
ポップスにはポップスを当てないとダメなのでは?
2016年に紅組が勝ったときも勝敗よりも審査~結果発表が「?」でした。勝った紅組の有村さんがキョトンとしていた位ですから・・・
来年から放送しなくて結構。
受信料払ってない、おまえらが文句いうな木瓜。
払っていたらごめんちゃい。
「紅白歌の競演」くらいで良い。
公平を来すならゲスト審査員だけで良いと思う。
会場観客とゲスト審査員の合計で競うで良いと思うが?
中国CCTVの大歌謡ショー
中秋晩会
にレベルが近づいてきた。
だれももう興味ないよ