“神スイング”動画が再生回数800万回超
プロ野球全12球団始球式と球速110キロを目標に、試合開始直前の球場の関心を独り占めにするタレント・稲村亜美(22)。
再生回数800万回超の衝撃“神スイング”動画から3年、一度は気持ちが離れたものの、今では「自分の軸」とまで語る野球、2020年東京五輪への思い。そして、3月に神宮球場で起きた「取り囲まれ騒動」について語った。
小1からプレー、シニアで引退も
しなやかで長い手足から豪快に投げ出されるボール。約1年ぶりのプロ野球公式戦での始球式となった8日のロッテ・日本ハム戦(ZOZOマリン)では、力んだのか、すっぽ抜けて大暴投。球速が計測できず、残念がった。
今は速さよりコントロール重視というが、女性タレント最速の座を譲るつもりはない。
「“神スイング”と呼ばれますが、子供の頃から投げる方が好きです。ピッチャーは試合を左右する花形じゃないですか」
選手ではないので定期的に練習することはないが、向上のための努力は惜しまない。今月初めにBS―TBSの収録で訪れた女子野球日本代表「マドンナジャパン」の合宿では、126キロの直球と5種類の変化球を持つ日本のエース・里綾実(28)から肘の位置について伝授してもらった。
里も「少しアドバイスしただけで球に回転がかかるようになりましたし、球速ももっと伸びるはず。スパイクを履かずに100キロ投げるなんて、ポテンシャルは高い」と実力を評価する。
普段通りに披露も動画反響に驚き
兄2人の影響で、小学1年から野球を始めた。投手や一塁手として男子に交じってボールを追い、中学は硬式のシニアリーグに。しかし、男子より大きかった身長も中学になると抜かされ、体格差も大きくなる。ほとんどの女子選手がこの時期に感じる“壁”だ。
「一緒にやっていた女の子もソフトボールに移って、いつのまにか私1人に。『野球、向いていないな』と思って、中学卒業と同時に引退しました」
高校は部活をせず、大学でもサークルに入らずに普通の女子大生に。一方で、高校1年の時にスカウトされて始めたモデルの仕事は続けていた。
転機が訪れたのは15年、トヨタ自動車のWEB CM「G’S Baseball Party」で、スーツ姿で次々とボールを打ち返す姿が“神スイング”として動画再生回数800万回を超す人気に。一気に知名度が上がった。
「(あのCMは)オーディションを受けて、シャドーピッチングや素振りなどを披露しました。何も考えずに(これまでやってきた)スイングをして人気が出るなんて願ってもいなかったし、ここまで野球の仕事ができるようになるとは思わなかったです。
高校の頃は『なんで野球なんてやっていたんだろう』と思う時期があったけれど、やっていて間違いじゃなかった。お兄ちゃんに感謝ですね」
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00010002-spht-ent
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