福山雅治(49)の主演映画「マチネの終わりに」が来年秋の公開予定にもかかわらず、早くも話題になっている。原作は、芥川賞作家の平野啓一郎氏の同名小説で、純文学としては異例の17万部を突破。天才クラシックギタリストの主人公と、海外通信社に所属する女性ジャーナリストの大人のラブストーリーが描かれている。
「映画化をめぐり、複数の映画会社による激しい争奪戦が繰り広げられてきましたが、最終的に配給を勝ち取ったのは東宝。平野氏がクビを縦に振ったのは、福山さんが主演を受けてくれたことも大きいといわれています」(映画関係者)
この数年、福山はクオリティーが高い作品に出演し続けている。昨年秋は映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭のパルムドール賞を獲得した是枝裕和監督の「三度目の殺人」に出演。今年の2月には世界的に名監督として評価の高い、香港のジョン・ウー監督の「マンハント」に刑事役で登場した。福山は映画製作に携わる世界中の関係者から注目される俳優となっている。
■石田は“幸運の女神”なのか
一方、国内の映像関係者が熱視線を送るのは、福山の相手役を務める石田ゆり子(48)。
石田は、福山と25年前に「パナソニック」のCMで共演したことがあるが、役者としての共演は今回が初めて。キャスティング段階から、あまたの女優が候補に挙がっていたが、福山が共演を熱望したのが石田だった。.
石田の出演が内定した瞬間、福山は「ずっと一緒に芝居がしたかった……」と、思わず本音を漏らしたという。
石田は2年前に出演した「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で新垣結衣の再ブレークに貢献。今年も「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)で主演の木村拓哉をアシストする好演を見せた。まさに“奇跡の48歳”なのだが、福山には石田が“幸運の女神”に映るのだろうか。
「『マチネの終わりに』の撮影は9月から本格的に始まります。役柄は“天才ギタリスト”のため、意外にも福山はギターの演奏シーンに苦戦しているといいます。ただ、それでも石田との初共演が実現したためテンションが上がりっぱなしだとか。『(石田さんと)ふたり合わせて100歳!日本映画史に残る作品を作りたい!』と興奮したかのように意気込みを語っているそうです」(前出の映画関係者)
絶好調の仕事を後押しするかのように、福山の“第2子誕生”の情報も水面下で飛び交っている。事実とすればおめでたいニュースだが、果たして“ふたり合わせて100歳のラブストーリー”はどんな展開になるのか。こちらもしばらく目が離せない。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000004-nkgendai-ent
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