元SMAPの香取慎吾(41)、稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(44)が独立して1年がすぎた。当初はその活動が危ぶまれもしたが、どうしてどうして。それぞれの得意分野で堂々の活躍をみせている。そこには彼らを支える大物たちの存在があるのだ。
もともと役者として存在感を示していた稲垣は、東京国際映画祭のコンペ部門に出品されていた主演映画「半世界」(来年2月公開)が観客賞を受賞。監督は「どついたるねん」や「北のカナリアたち」などを手がけた巨匠、阪本順治(60)だ。
阪本監督は過去に仕事をともにした香取から稲垣を紹介され、今作で起用したという。言ってみれば、香取ら『新しい地図』の一派にとって心強い味方というわけだ。
「阪本監督ぐらいになると、何かと取り沙汰される“忖度”は及ばないということ。稲垣は炭焼き職人を演じていますが、頭にタオルをまいて、
無精ひげと見た目がオヤジそのもの。おしゃれなイメージとはほど遠く、お笑い芸人のマツモトクラブのようですが、新境地となるでしょう」と映画関係者。
香取も大物とタッグを組むことになった。12月4日に東京・世田谷パブリックシアターで幕を開ける舞台「日本の歴史」に出演するのだが、作・演出を担当するのは三谷幸喜(57)だ。
「三谷作品には3年ぶりの出演ですが、NHK大河ドラマ『新選組!』以来、“三谷組”のひとり。三谷がしっかりと香取をバックアップしていることを印象づけています」と演劇関係者。
草なぎも12月8日から東京・日生劇場で初日を迎える音楽劇「道」に主演するが、「フェデリコ・フェリーニの代表作の舞台化で、国際的な演出家、デヴィッド・ルヴォーを迎えています。最近、舞台づいている草なぎにとっては大きなキャリアになる」と先の演劇関係者はみる。
そんな草なぎだが「CMでは、かつて『夢がMORI MORI』で共演したお笑いタレント、森脇健児とも共演しています。ある意味、心強い援軍といってもいいかもしれません」とスポーツ紙記者。
「彼らはタモリのようなオヤジ世代からはウケがよく、かわいがられている。独立直後に映画を作ったように、こうした大物を味方に付けて、テレビ以外の舞台や映画の世界で着実にキャリアを高めている。
1独立から1年たったが、残留組としのぎを削りながら、消えることなく露出し続けているのは成功といえるだろう」とみるのは民放情報番組のスタッフ。
長いようで短い1年だった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-00000016-ykf-ent
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