18日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)でMCのマツコ・デラックスと有吉弘行が、国内で成人年齢が2022年4月から18歳に引き下げられることについて持論を展開。視聴者からは共感の声が上がった。有吉は「もう成人式やめたら?村の祭りじゃないんだから」と成人式を開く意味はないと主張。未成年犯罪が横行する現状を踏まえ「犯罪は18歳から(名前を)公表?」と疑問を抱く場面も。少年法の適用年齢については現在検討中だが、マツコは「犯罪は高校生くらいから(名前を)出しちゃっていい」とも主張した。
毒舌で世間をバッサリ斬る“有吉スタイル”は、今や定番化してきている。だが、その昔、有吉はどん底時代に、当時売れっ子芸人の青木さやかを相手に毒を吐き、ブチ切れられたのだ。その後、青木の意向で両者は共演NGとなったという。
有吉は1994年4月に『猿岩石』を結成し、『進め!電波少年』(日本テレビ系)の人気企画に出演。香港からロンドンまで、ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断し、一躍人気者になった。しかし、人気は長くは続かず、やがて“一発屋”として世間にあざ笑われた。
一方の青木は、「どこ見てんのよ!」のセリフで“キレキャラ”ブーム旋風を巻き起こし、一躍有名になった。2003年頃のブレイク当時は、テレビで見かけない日はないほど、テレビ番組から引っ張りだこの状態だった。
2人のいざこざは、青木が人気絶頂だった2006年、自身の冠番組の企画でお笑い芸人・ダチョウ倶楽部の上島竜平を中心とする『竜平会』に参加したことがきっかけだった。青木は再ブレイク前の有吉にいじられ、機嫌を損ねた。青木はこのロケを途中で放棄する「事件」を起こした。それ以降、青木は有吉との共演にNGを出したという。
そして2011年、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で青木と再会した有吉は「青木はとにかく性格が悪い」「汚いやり方で僕が干されそうになった」と激白したのだ。互いに芸そっちのけで厳しい表情を見せ、その後も両者の共演はないまま時を経た。
だが、2014年に放送された同番組に有吉が出演し、人気企画「密室検証 もしもこんな二人を飲ませたら…」で、因縁の相手である青木と再び対面したことが話題となった。
いざ飲み屋で2人が対面すると、有吉は目を合わせずに不気味な笑みを浮かべ、青木は正座。お互い敬語で会話し、部屋は異様な雰囲気に包まれた。青木は当時と比べ、メディア露出が極端に減り、芸人として崖っぷちの状況だった。
20分以上、気まずい空気が流れた後、青木は当時の一件を謝罪。これに対して、有吉は、「とんでもない、全然。ありがとうございます」と応じた。
しかし、有吉は「面白い女芸人多いですけど、青木さんみたいに『関わり合いになりたくないな』みたいな人少ないから、いいと思いますけどね」と皮肉を浴びせたのだ。
ロケのVTRが流れた後、スタジオで、有吉は「いやーよかった。和解できた」と、強引とも言える和解宣言をし、7年にわたる因縁の対決について「幕引き」とした。その後は“共演NG”が解除されたようだが、2人は共演しても大丈夫なのだろうか。“真相は闇の中”状態である。
「再ブレイク前だった有吉にいじられた青木が、怒って各所に『有吉とは出ない』と連絡を入れたそうです。ところが今となっては、立場が逆転。NG要請が仇となり青木が使われなくなっていったと聞きました」(放送作家)
有吉は、売れっ子だった青木から見下された件を根に持っていたようだ。しかし、有吉は今、何本も冠番組を抱え、ラジオやバラエティー、CMに大忙しの様子。
もはや、日本でトップクラスの売れっ子タレントと言っても過言ではないだろう。この業界で生かされるも殺されるも有吉の“鶴の一声”次第なのだろうか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000008-reallive-ent
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