女優の広瀬アリス(23)が映画「銃」(17日公開)でヒロイン役を演じている。デビュー10周年を迎えた今年、NHK連続テレビ小説「わろてんか」を含むドラマ5本、映画6本に出演と快進撃を見せている。妹の広瀬すず(20)と比較され、一時期は「すずじゃない方」とまで言われたが、今やすっかり売れっ子。5年前には女優としての在り方に悩み、芸能界引退も考えながら、女優として生きていくと決意した日、妹・すずとの関係などを赤裸々に話した。
-演じてみての率直な感想は?
「生々しい感じがしました。(主演の)村上虹郎君との距離感がすごくリアル。友達以上恋人未満の関係性で、恋愛をガンガンしてこなかった人たちってこんな感覚なんだろうなって思いましたね」
-現在の自身の恋愛経験が生かされた?
「今の…ではないです(笑)。過去の自分の恋愛を見ているような感覚でした。昔、私もあんなもどかしい関係の時あったなと思いながら演じましたね。20歳前後に経験した、答えが見いだせなくて『はぁ(ため息)』っていうモヤモヤ感も役と似ていました」
-“狂気”をテーマにした作品で、主人公に優しく手を差し伸べる女性役。意識した部分は?
「監督からは『天使のような存在でいて』と言われていたので、陰と陽でいう陽を意識しました」
-重たいテーマの作品だが、撮影現場の雰囲気は?
「虹郎君とは全く会話しなかったです。会話しなくても違和感のない雰囲気。でもだんだんと目の奥が変わっていく虹郎君の芝居を見て、その波にのみ込まれないように私も頑張らなきゃなと焦りました」
-役を引きずることはなかったですか?
「なかったです。ちょうど朝ドラ『わろてんか』の時(と同時期)に撮影していたので、笑いの世界から一気にダークな世界へ入らなくてはならなかったのですが、頭が切り替わる感じが新鮮で楽しかったです」
-自分は狂気的だなって思うことはありますか?
「短気!とっても短気です。お仕事では見せないですけど、だいぶ昔から親に短気だなって言われてました。家族公認です」
-妹・広瀬すずも同じ事務所で女優。対抗意識を燃やしたことは?
「1回もないんですよ。『すず、あの作品に出たんだ』っていうくらい。あんまりすずの仕事には興味ないですね。演技に関しては話さないです」
-すずとはプライベートでは仲良し?
「最近はお互い忙しくて、連絡は取れていないですが…。普通の妹ですよ。生意気なこと言ったらぶち切れるし、ケンカもする。ただ仕事は別で『こうやった方が良かったんじゃない』みたいな演技のアドバイスはしないです。あくまでも妹として接しています」
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000050-dal-ent
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