ジャーナリストの山路徹氏が29日、ツイッターを更新し、シリアで拘束されたものの無事解放され、帰国したジャーナリストの安田純平氏に賛否両論が渦巻いていることを踏まえ、自身の戦地取材の経験をつぶやいた。
安田氏の帰国は、無事に喜ぶ声がある一方、危険地域と分かっていながら戦地に入って拘束されたことから“自己責任論”も噴出。
解放のために多額の身代金が支払われたという報道もあることから、さまざまな意見がネットやテレビなどで繰り広げられている。
山路氏は自身がボスニアの内戦を取材した際の体験をツイート。「ボスニア内戦を取材中、兵士に襲われたことがある。身ぐるみ剥がされ、国連記者証だけでイタリアに入国。
入館係官が『無事で何より、取材活動に感謝する』と言ってくれたのに対し、ローマの日本大使館は、なぜ渡航中止勧告に従わないのか?と」と、日本とイタリアの対応の違いを紹介した。
山路氏は26日に投稿したツイッターでも「普段、私たちがマスメディア等を通じて見る戦場の悲惨な映像や写真は“無人カメラ”が撮影しているわけではありません。
“生身の人間”が様々なリスクを負って現場へ行き撮っているのです」と、戦地へ赴くフリージャーナリストに敬意を表していた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000049-dal-ent
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