お盆休みに入る前の8月上旬、芸能マスコミに激震が走った。複数のマスコミが、結婚目前といわれている嵐の桜井翔(36)とテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(33)の“破局”を伝えたからだ。
小川アナは青山学院卒で、慶応大学医学部の教授を父親に持つお嬢さま。エリート家系同士のお似合いのカップルで、嵐のファンも珍しく祝福ムードだっただけに、落胆していることは想像に難くない。特に「週刊文春」のリポートは実に生々しかった。
文春はミスコンのグランプリにも輝いた有名私立大に通う15歳年下の女子大生の存在を暴いた。桜井は自身のことを「くそ甘えん坊だから」と口説き落とそうとしたそうだ。
7月16日には港区にある高級焼き肉店で、7月23日には自宅デートを楽しみ、その6日後の7月29日には大手広告代理店に勤務する実弟を交えて渋谷の高級そば店で食事を楽しんだという。
しかし、文春の報道だけで桜井が小川から女子大生に乗り換えたと判断するのは早計だ。私は8月14日付のスポーツ紙で胸に引っ掛かる小川アナの写真を見つけた。
それは小川アナが7年半務めた「報道ステーション」を9月いっぱいで降板し、10月からインターネットテレビ局AbemaTVのニュース番組「AbemaPrime」の司会進行に就任することを伝える記事だった。
小川アナはいくつかの媒体の取材に応じていたが、左腕には、桜井が小川アナにプレゼントしたといわれる約500万円相当のカルティエ製の特注の腕時計が写り込んでいた。もしかしたら、よほどお気に入りの時計なのかもしれないが、新番組の発表を伝えるおめでたい取材の場所に、最近別れた彼氏のプレゼントをわざわざ身に着けて現れるものだろうか。
■破局理由は一切触れられず
話は少し脱線するが、桜井は惚れた女性ができると“プレゼント魔”に豹変するのだという。文春が報じた15歳下の女子大生との絡みの件でも、そのあたりの事情が微妙に触れられているから面白い。
本題に戻ろう。文春は桜井と小川アナについて「4月に破局していた」と書いたが、その理由について一切触れていない。
また「(破局を)知る人はテレ朝局内にもほとんどいない」とも書いていた。桜井と女子大生は5月に開かれた飲み会で知り合ったそうだが、だからといって、小川アナと桜井が4月に破局した根拠にはならない。やや強引な印象があった。
なので、4月前後の小川アナの様子をテレ朝内部の人間に聞いてみた。
「ちょうどその頃から小川の周辺から報ステ卒業の噂が漏れていた時期でした。彼女自身が(テレ朝入社12年目で)新たな分野に挑戦したい意向を上司に度々漏らしていたそうです。
つまり、別の見方をすれば希望に燃えていた時期ともいえます。桜井さんと破局して傷心だったようには見えませんでした。一緒に食事をした時も、とても明るかったですから」
破局のかげりは微塵も見えなかったというのである。
また「女性セブン」は結婚をせがむ小川アナに、桜井が首をなかなか縦に振らなかったことが破局につながったと推測していた。それも十分な説得力があるとは言い難い。
「CMなどの契約上、2020年の東京五輪が終わるまで嵐のメンバーが結婚できないのは芸能関係者ならみんな知っています。テレビ局に勤務しているのに、小川アナだけがそれを知らないとは考えにくい」(広告代理店関係者)
というわけで、15歳年下の女子大生を桜井の新恋人との“乗り換え愛”は、しばらく様子を見る必要がある。ちなみに、あの破局報道のおかげで、小川アナ報ステ卒業と新番組スタートのニュースだけが大きくクローズアップされたことは、紛れもない事実である。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000007-nkgendai-ent
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