俳優・三谷昇さん死去　90歳→恐らくこの人ほど「怪優」という言葉の似合う俳優は他に居ないかも知れない

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あああ、残念だ。恐らくこの人ほど「怪優」という言葉の似合う俳優は他に居ないかも知れない。直木賞作品を原作とする1972年の深作欣二監督の映画「軍旗はためくもとに」は戦場における極限状態を描いた作品だったが、主人公は丹波哲郎氏と左幸子氏なの筈が、実際は三谷さん演じる元兵士が全てを握っていたという結末には驚愕したし、その役を凄い存在感で演じられていた。
ウルトラマンタロウでは、終盤３話だけ「二谷副隊長」を演じ、後年のインタビューで「息子がすごく喜んでくれた」と話しておられた。東映の「宇宙からのメッセージ」、「宇宙刑事」では老婆の宇宙犯罪組織の幹部を独特演技をされていた。
刑事ドラマでの悪役・犯人役でも、ギリギリまで尻尾を出さない犯人を演じたら梅津栄さんと双璧の怪演で、「特捜最前線」「Gメン’75」でその印象が強い。ご年齢とは残念です。昭和の名優がまた一人。ご冥福をお祈り致します。

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深作欣二「人斬り与太 狂犬三兄弟」に出てくる蛇使いのヤクザがすごく印象に残ってる。不気味さとコミカルな雰囲気が同居した不思議なキャラクターだった。

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すごく個性が強く、短時間の出演でも強烈な印象を残す俳優さんだった。
東映の「人斬り与太　狂犬三兄弟」（深作欣二監督）での活躍をはじめ、大活躍の俳優人生を全うされたように感じる。
これからも三谷さんの演技をDVDで何度も味わいたい。

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時効警察にも出ていました。確かに、短時間の出演で強烈な印象を残していましたよ。

小道具も自分で持ってきていたと、コメンタリーでオダギリジョーさんが言っていました。

凄い俳優でした。

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自分にとっては、ウルトラマンタロウの二谷副隊長役と宇宙刑事ギャバンの魔女キバ役が印象が強かったです。
ウルトラマンタロウは、何でも荒垣副隊長役の東野英心さんがケガのため降板したので、出演したと聞いています。
でも、短期間の出演でも東野さんに負けないくらいの存在感があったと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

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見たら忘れない、アクの強い顔の俳優さんでしたね。一番印象が強いのはやはりZATの二谷副隊長ですが、帰ってきたウルトラマンのゴキネズラの回の「ゴミ、ゴミ」と夢の島を彷徨うサンドイッチマンや、映画「おろしや国酔夢譚」のエカテリーナ女帝に謁見する前に衰弱死してしまう九右衛門も覚えてます。
あとはマニアックですが、NHKの「人形劇 三国志」の数々のキャラクターの声。三谷さんの担当で一番目立っていたのは龐統（ほうとう）だと思いますが、声のキャストが10人ぐらいしかいない番組なので武将や軍師など兼役が多く、老人役はいつも三谷さんの声でした。谷隼人さんの玄徳や森本レオさんの孔明、岡本信人さんの曹操らと共に忘れられない声です。
三谷昇さんのご冥福をお祈りいたします。

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どですかでんの、出来もしない家のデザインを夢想し続けるホームレスの役が印象深いです。現実逃避を続ける父親のとめどない妄想に「そうだね」と相槌をうつ子供も印象的でした。