激しすぎる“埼玉ディス”で話題になった漫画『翔んで埼玉』の実写映画化が決定しました。女優の二階堂ふみさんと歌手でタレントのGACKTさんのダブル主演で、2019年に公開されます。埼玉県民のみなさん落ち着いて!『翔んで埼玉』は、『パタリロ』で知られる魔夜峰央さんによるギャグ漫画。魔夜さんが埼玉県所沢市に住んでいた1980年代に描かれた作品で、2015年に宝島社からの新装版での復刊が決定すると、日本テレビ系バラエティー「月曜から夜ふかし」で取り上げられるなどして大きな話題に。
「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」といった徹底的な埼玉いじりがTwitterでも広く拡散され、当初予定していた発行部数も大幅増刷する事態に発展しました。
二階堂さんが演じるのは、東京都知事の息子であり、白鵬堂学院の生徒会長として華々しい学生生活を送る壇ノ浦百美(だんのうらももみ)。女性風の見た目をしていることから、当初は原作の設定を変更して女性役とすることも考えていたようですが、二階堂さんからの「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」の提案で原作通りの役柄になったといいます。
GACKTさんは、そんな百美が恋する容姿端麗でアメリカ帰り(埼玉出身)の転校生・麻実麗(あさみれい)を演じます。キャスティング会議では、魔夜さんを含む全員が賛同したものの、麗は18歳の高校生という役柄。
自身の年齢よりも20歳以上若い役を演じることに、GACKTさんは「正直なところ、『ボクの歳で高校生ってどうなのか?』という気持ちは未だに払拭できてはいない」と戸惑いは隠せないものの、「この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています」とコメントしています。GACKTさんなら違和感なさそう。
監督は「のだめカンタービレ」シリーズや「テルマエ・ロマエ」シリーズなどを手掛けた武内英樹さん。脚本は、ドラマ「海の上の診療所」「水球ヤンキース」などの徳永友一さんが担当します。武内監督によると、オリジナル要素として積年のライバルである千葉も登場。「埼玉、千葉そして東京の仁義なき戦いを私なりの解釈で、コミカルに、ダイナミックに、壮大なスケール感で描きます!」と意気込みを見せています。千葉にまで火の粉が飛んでた!
■魔夜峰央さんのコメント
30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。良いところなんです所沢は。
しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりしすぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。
とくに誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。
今の生活に不満は無い、でももうひとつグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この「翔んで埼玉」です。
おもしろいとかおもしろくないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。
今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。それが、今になって、なぜ?まったくもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。
「本当にいいんですか?」と、最後に言わせていただきます。
二階堂さんへ
最近テレビでお顔は拝見しておりました。なんだか面白いキャラの人だなぁと、いい意味で、思っておりましたので今回の役はぴったりかもしれません。映画の中で思い切り遊んでいただけたらと思います。GACKTさんへ
まさかオファーを受けていただけるとは思いませんでした。最初GACKTさんのお名前が上がった時、そこにいた一同全員がのけぞり次の瞬間、ありか、と頷いたものです。願ってもないキャスティングですが、この役がGACKTさんの人生の汚点にならないことを祈っております。■二階堂ふみさんのコメント
埼玉のプライドをかけた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精一杯真面目にふざけられたらと思います!
■GACKTさんのコメント
このオファーがあった時は、「設定に無理があるんじゃないかな?」とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という想いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)。
正直なところ、「ボクの歳で高校生ってどうなのか?」という気持ちは未だに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。
(二階堂)ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのは嬉しいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180409-00000007-it_nlab-ent
みんなのコメント
埼玉は田舎、東京が都会というだけの位置づけだけで、
埼玉のなんたるか(県内の詳細とか)をまったく描いてないので、上辺だけのもんだった・・・県民としては不快だった。
大地真央と同時代の宝塚の超大スターで、映像こそあんまり出ないけど、演劇界では60代後半の今もオファーの絶えないスター女優さんです。
ものすごい独特のオーラを持っている女優さんだから、この機会に知ってもらいたいです。
この映画にも、特別出演とかないかな~。
2人とも沖縄じゃん
近年は配役の年齢を一致させることが増えているが、青春もののテレビ番組で30歳前後が高校生を演じるのは大昔は普通だった。人にもよるが、30代と40代は見た目であまり変わらないので、44歳でもそれほど違和感を感じないだろう。
クロマティ高校も、渡辺裕之さんやプロレスの高山さんが高校生役やったりとなかなか面白かった。
すごく観たい!楽しみ!
映画でオチをつけるのか。オリジナルになるのかな?魔夜先生も脚本に関わるのかな?
それより映画パタリロがどうなるのかが心配です。
まさかお蔵入りにならないですよね……。
でもあの漫画って確か未完だったよね?
二階堂ふみもGACKTもノリが良さそうなので期待しています。
パタリロじゃ千葉ディスってたっけ。
ノースダコタもディスられてた。
伝説と言ったら、
さいたまんぞう。
一瞬だけ出てくる群馬はあるのかな?
やはり止まることを知らぬ豊富な「ネタ」だったのね。
By埼玉県民
ひとつの都道府県をこれだけ馬鹿にして悪く言ってさなんで人気があるの?
意味が分からない。現代人は悪口とか大好きだから、ベッキーの時もSMAPの時も好き勝手悪口言ってたし。それ限定ではないが
本当に嫌い。こういう作品こそ問題視されるべきだ
ともあれ映画は楽しみでしかない。キャストが最高。
GACKTなら大丈夫か
埼玉イジリ歓迎です。
住所からカーナビで検索して、『東京都足立区』外の埼玉県の我が家に来たのだが…
「すっげー、ド田舎!!」と、言われてしまった。
ウチのすぐ近くまで畑があるわ、ウチの裏は(当時は)栗林があるわ、コウモリは飛んでいるわ、近場の信号機は感応式だし。
近所には農家ばっかだし、まぁ、お陰で昔からある地域行事からは新参者(と言っても通算50年は住んでいるが…)である理由でハブられているから、田舎と言われても間違いはないかも。
映画で修正するの大変だな…www
見ない
本業で大した実績もないのに
犯罪者を大物扱い
代替作品かな?
こっちのが面白そう
配役ありきとしか思えません
埼玉の中でも特にコンプレックスが強い。
そんな作者の埼玉いじり、楽しみにしています。
的なやつ?
見たことないけど(笑)
すごくねえ?
東京の埼玉県をバカにする人たちへ告ぐ!埼玉県がなかったら、野菜は来ないぞー!スーパー行って、埼玉県産の
野菜の量を見てみろ!
千葉県民は飛行機が飛んでくると
B29とまちがえて竹槍持ってくるっていうのが
一番笑った気がします。
子供の頃は、こういう東京中心のヒエラルキーってあまりピンときてなかったけどね。関西人なので。
by埼玉県民