東京都心でも最高気温36度超えの猛暑日。そんな殺人的な暑さの中で敢行されたみやぞんの100キロマラソンだったが、炎天下の中でも予定より1時間以上あった遅れを40分も縮め、20分遅れまでリカバリーする超人的な身体能力を見せつけた。
途中、みやぞんを路上で追走するある“追跡組”のSNSでは〈時間内ゴールは不可〉という投稿もあったが、それでも番組放送中の20時45分にガッツポーズでゴールし、喜びを語ったのだから大したもの。もちろん、“一億総監視社会”のご時世だ。途中で車でワープしてチョロまかしたりできない。
むしろ、へばっていたのは沿道で声援を送る観客や追走組だった。日刊ゲンダイ記者もみやぞんに声援を送るべく、26日13時過ぎ、武蔵野市に入ったあたりから追走を開始した。だが、ちょっと歩いただけでも汗が噴き出るところに、アスファルトの照り返し。熱中症に怯えるあまり、熱中できない……。
命に関わるため、近くの喫茶店に入ってバナナジュースを頼む。少し落ち着いたところでSNSを見ると、自転車で追跡する人たちも暑さにやられて途中で脱落したもよう。そりゃそうだろう。
8月の最終土日はほぼ毎年、高円寺周辺で「東京高円寺阿波おどり」が開催されている。昨年、チャリティーランナーだったブルゾンちえみ(28)と、みやぞんは共に会場からそう遠くない沿道を走ったのだが、
「そこかしこで通行止めや渋滞が起きる。正直、24時間テレビは迷惑」(近隣住民)という声も聞こえてきた。
阿波踊りの会場となる高円寺駅前には日テレと読売とスポーツ報知の社旗がはためいていた。祭りを後援するなら、マラソンのコース選びにも気を使った方がいいんじゃないかと毒づきたくもなる。ただでさえ、コース付近の別の道でも車の渋滞が勃発。
みやぞん待ちのやじ馬が車で駆けつけ列をなしていたのだが、興味のない地元民にとっては迷惑千万だろう。
そんな外野の雑音もなんのその、残り10キロを切り、佳境に入ったみやぞん。伴走スタッフたちのイッチ、ニ、イッチ、ニという掛け声に合わせ、かなりのスピードで飛ばしていく。
グーグルマップで見ると武道館への到着時間は余裕のよっちゃん。最終的に103キロ以上を完走したというから、いやはや。超人、みやぞん。次の目標は東京五輪にしたほうがいいんじゃないか。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000002-nkgendai-ent
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