伏兵だったアキラ100%がピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり」を制覇してから1年。今年のR―1決勝(3月6日)の舞台にも、異色の芸人が登場する。
生まれつき全盲に近い弱視という濱田祐太郎(28)だ。左目は見えず、右目は明るさを確認出来る程度という。同大会で、視覚の不自由な芸人の決勝進出は史上初。漫才日本一決定戦「M―1グランプリ」、コント日本一決定戦「キングオブコント」、女ピン芸人NO1決定戦「THE W」の決勝を見渡しても、出場例はない。
芸歴5年目の漫談家。自らのハンデを自虐的に取り上げるネタで笑いを誘う。障害をネタにすると、時に聞き手が嫌悪感を抱くようなきつい表現になることもあるが、濱田は違う。友人から「運転するの?」と聞かれたり、おばあちゃんに「私のこと見える?」と言われたり、“あるある”を適度なユーモアを交え、笑いに変えるのだ。自身が障害を抱えるから、説得力も増す。
驚かされたのは、そのポジティブ思考だ。濱田は小学生の頃、「ビッキーズ」「ハリガネロック」をテレビで見て、漫才の虜になった。中学生になると「将来、舞台に立ちたい」と強く思うようになった。「外で走り回るようなロケはできないけど、劇場なら話せる」。小中は健常者と同様の学校に通い、盲学校に入学。「親を安心させるため」に、18歳であんまマッサージ指圧師の、21歳で針とお灸の資格を取得した。
盲学校卒業後、吉本芸能総合学院(NSC)の35期生に。入学の際、NSC側から「目の不自由な人をサポートする仕組みはないから、どこまでできるか分からない」と言われたが、思いを貫いた。昨年10月には、「NHK新人お笑い大賞」の決勝に勝ち残った。
耳だけで客の反応を推し量る。だから、舞台は「毎回、不安になる」。笑いが起きない時は「今日はお客さんがいない」と自らに言い聞かせ、乗り切るようにしているという。長距離の移動は、同期の芸人や吉本興業の社員に同伴してもらうこともある。
R―1は、人生で初の舞台だった。2012年の1回戦、自分なりにベストを出せたというが「むちゃくちゃ緊張した。ずっと膝が震えていた。家帰るまで震えていた」。一人やたらと笑う中年男性の声が今も耳に残る。初出場で準決勝まで進出した。
記者らの質問に真っすぐ、正直に答える姿勢に好感を持った。「他の障害を持った方を勇気づけたい思いはあるか」と聞かれた時だ。「特にないんですけどね。そう思われがちなんですよ。お笑いを通して、障害者への偏見をなくすため、勇気づけるためにやってるのではと。僕のネタを見て勇気づけられるのであれば、障害があってもなくても構わない」ときっぱり。
なぜ、そこまでお笑いにこだわるのか。「他にやりたいことがないから。マッサージ師をやりたいと少しでも思ったら、そっちの道を進んでいる。子供の時に見た漫才にはまって、お笑いに憧れ続けている」。
7回目の挑戦でつかんだ大舞台。R―1優勝は「一番近い目標」と言い切り、大きな目標は「お笑い芸人で生活していきたい」と語った。
「THE W」を制したゆりやんレトリィバァ(27)、ルシファー吉岡(38)ら常連も決勝進出を決め、敗者復活2人を含め12人で優勝賞金500万円を争う。テレビでタブーともされてきたネタが波乱を巻き起こすか、注目したい。(記者コラム)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000085-sph-ent
一人の芸人として応援してます。
辻井伸行さんくらいまで突き抜けて欲しい
その時、視覚障害という枕詞が取れるんだ
障害のある方々もこうやって芸人として活躍できるようになってきたのは、人と人との間のバリアフリー化にもなるだろうし活躍を期待しています。
もちろん、中には不快に思われる方々もいると思うので、難しいことでもあるとは思いますが、彼の挑戦していく姿勢は尊敬します。
田端に5年住んでいる元ミュージシャンだかなにか???
とにかく田端のあいアイ工房へ。
期待を裏切らない世界が待っている!!
障害があるとか無いとか、そんな事に左右されない社会になると良い。
自分のハンディキャップをネタとしていること
本人が選んでやっていることだから、いいと思う。
けど今の世の中を考えるとこの人のネタをみて笑っている人たちを叩く人たちもいそうな気がする。
お笑いへの熱が強い方は応援したくなります!
拝見するのが楽しみです!
面白かったらもちろん笑いますよ~~?
面白くなければこんな顔しますね(゜д゜)
しかも写真がお笑い芸人らしくない無表情って
せめて笑顔の写真にしなよ
漫才を聞いたことあるなんて、良いなぁ~
いいこと言う。
好きな道、やりたい道を、障害者でも歩める社会であってほしい。
その道を、歩まないのか、もしくは途中で挫折するのかは、その人次第なんだから。
相手を差別者扱いして正義を振り翳そうとしているが
先日の黒メイクの件もそうだけど、差別していないからこそ表現できることって多いでしょ。
「これは差別だ」と思う心自体が相手を下に見ている差別なんだよ、対等なんだから。
その辺をちゃんと理解して欲しいが無理だろうな。結論ありきでしか喋らないゆとりのない石頭ばっかりだから。
知名度が 上がる
笑わかすために プロの芸人になったんだから 笑っていい
そんでこいつ使ってみんなが全盲の人にやりたくてもやれないことをドッキリでやってみて欲しい。笑
歩いてる時にクラクション鳴らしたり、近くで「ミサイルだ!伏せろー!」って叫んでみたり。笑
風俗も立派な職業ですからね。いやぁ、立派立派。もうちょっと尊厳てものを学べないのかな。知的生命体なら。
今の日本のコメディアンは、笑わせるのではなく、笑われるのが主流です。
少し小馬鹿にしたいんです。ストレス社会ですから。
ハンディのある方を、正直その対象にはできません。
ただ、笑わせられる力があるのなら、話は別です。そういう笑いに、ハンディキャップなど関係ないと思います。
それがある意味究極のバリアフリーなんじゃないかな(渾身のドヤ顔)
あえてこんな記事書く方が差別的!!
でも、うちの子供たちは屈託なく大笑いしておりました。
多分、彼が求めているのはこういう素直な笑いなんでしょうね。
がんばってほしいです。
なんだろう日本がまだそこまでの域に達してないのか。
まあどっちにしろ面白ければ笑えば良いし、面白くなければ叩けば良い。
楽しみに見る側としてそこだけは他の芸人と変えたく無い。