ネットの反応

私が幼稚園の時に、るろうに剣心見せるか見せないかで親の意見が分かれていましたが、見て育った子も見ないで育った子も別に性格や発言に大差ないです(鬼滅と内容はだいぶ違いますけど)。

ただ、怖くて泣く子供や煩い子供を避ける為に、わざわざ遅い時間帯の上映を観ても、親に連れられた子どもがいて騒いでたので、助言以前の問題な気もします。

事の良し悪しは別にして、残酷描写の議論は時代を変えて移り継がれますね。私が子供のころ、ジョージ秋山先生の「アシュラ」の人肉食シーンなどが衝撃的でそっこう有害指定。学校でも少年マガジン禁止令が出ました。でも私も含め、当時の子供はこっそりと興奮しながら読み漁りました。でもまともな?大人に成長しています。

ただ今の原色の世界でリアルなアニメーション動画で同じシーンを見る子供って・・・。それも親と一緒に・・。ここに大きな違いがあります。

私の子供の時は、それは親や先生の目を盗み、半ば後ろめたさのなかでこっそり楽しんだからこそのもの。そこには大きな違いがあるように思えてなりません。ある意味昔のほうが健全だったのかなと。

親として子供に残酷なシーンを積極的に見せたいとは決して思わないものの、
影響は、それまでどんなものを観てきたかにもよるのではないかな。すでにジュラシックパークなどの映画や、
鬼太郎やワンピースなど不気味だったり流血するシーンを親と一緒に観てきた子と、

トトロとかドラえもんとか、優しく平和なものしかまだ知らない子では、
明らかに耐性が違うだろうし。

後者の場合、トラウマになってしまうと危惧する気持ちはわかります。

うちの子供達の場合は、
Eテレの無害な番組もたくさん観るけど、前者のようなものも見ますので…

鬼滅も、時々顔をしかめながらもわりと普通に観ていました。
母としては心配だったのですが、
子供達の心は、炭治郎たちのかっこよさや優しさにフォーカスしているようで、鬼滅の刃が大好きです。

見せる見せないの選択を人に委ねるのはやめたら?

昨日も小さい子どもを連れてる親がいたけど、怖くてやめるのなら、初めから、アニメの時点で見れるのかどうか確かめてからにしたら良いと思った。皆が観てる中、泣いてしまうなら、考えられるだろうに。

うちの子どもは生き物の生き死にには理不尽な事もある、と受け入れて話せる子どもだから、別に見せるのも子どもなりの考えをどのように持っても良いと思ってる。

怖いと思うならそれで良い。怖いと思うのもあり。それを、親がグダグダと夜泣きする、と自分の選択の結果を人のせいのように押し付けない事。

内容とは関係ありませんが、無限列車のミッドナイト上映(深夜0時上映開始)を観に行った時に、5~7歳くらいの子どもを数名連れた若い夫婦グループを見かけて目が点になりました。

案の定チケット売り場で店員さんとしばらく話しをしていて、その後スクリーンにも入って来なかったので、別の日にちでチケットを取り直して帰ったのだろうと思いますが、なんて親だと思いました。

ちなみに子ども達は眠そうではなく元気だったので昼寝をして調整したんだと思います。日中は人が多いので家族連れは大変だと思いますが、ダメなものはダメですね。

私は二回、観に行きました。一回目は平日に1人で、二回目は日曜日に子供と行きました。二回目は確かに小さいお子さんが怖い〜と泣いたり、席を立つ人が多かった。

私はまず、いくら流行していても子供に観せる前に自分が確認をとります。アニメ、原作含めて。それで、面白いだけではなく子供に響く、子供に必要なアニメかを判断して子供に勧める。鬼滅は、勧める事が出来る内容だったので子供に勧めて、子供もハマった。映画も同様。一度は自分で確認する。それで良ければ子供にも鑑賞させる。

正直、二回目はゆっくり観れなかった。親が観たいだけなら、工夫して自分達だけで観に行ったら良い。私なら、逆に今の環境で小さいお子さんを連れて行くデメリットを考える。個人的には親が12歳以下と指定されている理由の説明ができる事と子供が泣いたら他の観客に申し訳ないと思ってしまう。私の子供は飲み物を飲む音すら気にしていたよ。

まず、子供より先に親が鬼滅の刃のアニメ第1話を視聴して、それから子供に見せるかどうか判断したら良いのでは?今は色んな媒体で全話見れますし、第1話だけでもなんとなくわかると思いますよ。

鬼滅の刃のストーリーや映像、自分の子供が何が苦手なのかを把握してないと、助言も何もできませんよね。

何も準備せずに、話題だからと軽い気持ちで子供に見せたあとで「どうしよう…」なんてのは無責任です。

最初から「見ない」という自由もあるのですから、親が助言(のための準備も含めて)できるなら子供に見せる、できなそうなら見せない。
自由には責任が伴います。

有名な格闘ゲームでサムライスピリッツ、ギルティギアというゲームがあるが、これらのゲームは相手キャラクターを剣や刀で斬る時、出血描写が当たり前のようにあったけど、今はそれが規制されて出血描写が抑えられて無いのが当たり前になってしまった。
だから今の格闘ゲームはリアリティが無い。だからと言って誰かを傷つけたいと思ったことはないし、出血描写を怖いと思ったことも無い。

嫌ならそれ以上強制して見せたりプレイさせないでいいんじゃないかな?

相手を傷つけるのはよくないけど、
「あれは駄目」
「これは良くない」
って何でも規制すればいいってもんでもないと思う。

幼稚園児くらいな年齢の子に、しっかり理解できるストーリーでもないので、親が嫌なら見せなきゃいいと思います。

私が子供の頃は、下品だという理由でクレヨンしんちゃんを見せてもらえませんでしたし、同じ理由で自分の子供にも見せませんでした。

見せる見せないの選択肢は保護者にあるのですから、残酷な場面をどう助言するかなんていう議論も必要ないと思います。

PG12は12歳以下の子どもは親の助言・指導が必要というだけで、12歳以下の子どもが観てはいけないという訳ではありません。

ただ、鬼滅の刃は「人の死」を扱う作品ですので、実際に鑑賞するにあたっては、人の命や生死について親子の対話の中で助言・助言を行うべきでしょう。

また、観る前に「自分の子は作品の鑑賞に耐え得るだろうか」と考えることも重要です。感受性豊かな子どもにとっては残酷な描写がトラウマとなることもあるからです。

私は鬼滅の刃は「家族の絆」や「命の大切さ」を伝えてくれる素晴らしい作品だと思っています。
だからこそ、それぞれの子どもの特性や性格を理解した上で、助言・指導の元、親子で鑑賞するのが望ましいと考えます。


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