公演ドタキャン騒動を起こした歌手、沢田研二(70)が21日、大阪府大阪狭山市の市文化会館SAYAKAホールでコンサートを開いた。騒動直後の公演だっただけに、観客以外にマスコミなども多数詰めかけたが、予定通り実施。芸能関係者らからさまざまな賛否の声が出ていたが、実際にチケットを買って公演を見に行ったファンらはどう思ったのか。公演後に話を聞くと、「ジュリー(沢田)を支持する」などと、肯定的にとらえる声が相次いだ。
17日にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)で開かれる予定だったコンサートを集客不足として当日に急遽、中止にした沢田。当初、「契約上の問題」と説明していたため、さまざまな憶測が流れたが、翌日になって沢田がマスコミの前で「9千人と聞いていた観客が実際は7千人だった」などと明かし、自身の決断で中止にしたことを説明した。
さて、21日の大阪狭山市公演。1200人の席がいっぱいになった。会場周辺ではマスコミも多く集まり、通行人らも足をとめる騒動になった。
コンサート後に出てきたファンによると、午後4時から始まった公演では、沢田はギタリストだけを従えたシンプルな構成で、
「カサブランカ・ダンディ」など往年の名曲を披露し会場を沸かせた。それから、音楽を停止し、「ご心配をおかけしている中、おこしいただき、ありがとうございます」と話し始めたという。
名古屋市の女性(65)は「実は私、さいたまの公演に行く予定だった」としたうえで、「ドタキャンを聞いたとき、自分が行っていたらと考えると、ちょっと複雑だった」と明かした。
しかし、「今はもう彼の説明を聞いて納得している」とし、「公演でもきちんと謝罪していたし、これからも頑張ると言っていたので、私たちはこれからも応援し続けます」と語った。
一方、批判的な意見もあった。
大阪市の70代女性は「公演は良かった」としたが、同騒動については「いいとも悪いともいえない」と複雑な心境を吐露。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000501-san-ent
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