1日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、シリアの過激派組織から解放されたジャーナリスト・安田純平さん(44)をめぐり、前大阪市長の橋下徹氏(49)とテレビ朝日解説委員の玉川徹氏による激論が交わされた。
玉川氏は波紋を呼んだ「英雄視」発言について危険地域から帰還する兵士と比較し、真意を説明した。
「もちろん、ボクは彼のことを英雄だとは思っていません」と断言した上で、改めて「敬意を持って迎えるべきだというふうに思っている」と話した。
一方、橋下氏は「単に生きててよかったですよね。それでいいと思う。いきなり今の段階で敬意とは違う」と反論。まずはジャーナリストとしての成果に着目すべきで、安田さんを特別視することに異議を唱えた。
その上で、玉川氏が兵士を引き合いに「英雄論」を語ったことに首をひねり「玉川さん、テレ朝な考え方って、自衛隊そんなに英雄視してる?
自衛隊が海外に出て、何か武力行使をするとかそういうこと全然、英雄視なんかしてないじゃないですか」と局としての報道姿勢も合わせて問いただした。
なおも「兵士とジャーナリスト、それを一緒にするのは違う。彼らはいざという時、本当に他人のために命を落とすんだから。ジャーナリストは命はかけているけども、誰かのために命を落とすっていうそういう現場に直面する?」とたたみかけると、議論は口論へとエスカレート。
玉川氏は「橋下さんは民主主義ってことをそれほど大切に思ってないってことですよ。それは単なる言い訳。ボクは自衛隊員に対して、敬意を持っていますよ」と反撃した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000019-tospoweb-ent
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