不法滞在者を摘発する法務省・入国管理局の入国警備官などに密着取材したフジテレビ系「タイキョの瞬間!密着24時 ~出て行ってもらいます!~」に、ネット上で批判が殺到している。公式サイトによると同番組は、「不法滞在者や、不法占拠など、違法行為や迷惑行為を許さないプロフェッショナルたちの姿を描く緊迫のリアルドキュメント番組」とのこと。
しかし、劣悪な環境で労働させられる外国人技能実習生や、入国管理センターの対応が広く問題視されている中で、同番組の内容に違和感を覚える人々が多かったらしい。
技能実習生として来日するも実習先から逃亡したベトナム人女性が、逃亡理由を掘り下げられ単なる犯罪者のように描写されているシーンなどが、差別扇動ではないかと問題視されている。
立憲民主党の参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏も「都合のいい一部だけを切り取る特集は、入管行政のプロパガンダに利用されているだけです。短い臨時国会でも法務委員会で取り上げます」とツイートした。
他にもツイッター上では、「超過滞在になる、不安定な状態で日本に留まざるを得ない背景は知っているのか?」
「正規で滞在している外国の方々がみても不快な内容だと思う」といった批判が巻き起こり、抗議活動を呼びかける声もあがっている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00354720-nksports-ent
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