第3次韓流ブーム到来でK―POPが日本を席巻している。年末の「第69回NHK紅白歌合戦」は、どのグループが出場するのか――。
女性グループは2年連続で「TWICE」の出場がほぼ決定的だが、注目は男性グループ。当初は今年6月に米ビルボードのアルバムチャートでアジア圏初の1位を記録した「BTS」が濃厚だったが、
秋元康氏とのコラボが韓国側からの要因で急きょ中止となりミソをつけた。そこで急浮上したのが7年ぶりの出場を狙う「東方神起」だ。
芸能ジャーナリストの渡辺裕二氏が言う。
「2015年から兵役で活動を2年間中止していましたが、復帰してからも相変わらずの人気です。昨年から今年にかけて行われた全国5大ドームツアーは追加された3公演も含めて、17公演で78万人を動員しました。
また、9月に3年9カ月ぶりのアルバムを発売し年末に向けて盛り上がってきているので、紅白出場の可能性は高いと思います」
■男女のバランスを考えれば…
東方神起は他にも、6月に日産スタジアムで3日間単独公演を行い、22万人動員。10月7日スタートのNHKドラマ「主婦カツ!」の主題歌も務める。
NHKの選考基準である「今年の活躍」と「世論の支持」を満たし、紅白決定のようにも思える。もっとも、前出の渡辺裕二氏は「今年はヒット曲が少ないのでBTSも出る可能性があると思いますよ」とこう続ける。
「BTSは日本でのファンクラブの会員数も多く人気があります。ファンは政治的問題は抜きにして文化的な交流を望んでいます。
韓国の一部で秋元氏とコラボすることに対する批判がありましたが、日本国内でBTSに対する批判はありません。韓国の制作サイドの問題でBTS本人たちは日本で活躍したいと思っていますよ」
第2次韓流ブームの人気が頂点に達した11年には「東方神起」「少女時代」「KARA」の3組が紅白に出場した。しかし今は、第3次韓流ブームに差し掛かったところ。3組が出場する可能性はあるのか。
「男女のバランスなど現実的に考えると、東方神起とTWICEでしょう。東方神起とBTSを比べると、BTSは勢いがありますが、
東方神起の方が日本での活動期間が長く、紅白に出場した実績があり、根強い人気があります。ファンもJ―POPアーティストに接する感覚です」(渡辺裕二氏)
「勢い」よりも「実績」。東方神起が7年ぶり、4回目の切符を手にしそうだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00000007-nkgendai-ent
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