元モーニング娘。のタレント、吉澤ひとみ容疑者(33)が26日、酒気帯び運転してひき逃げし、2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で東京地検から起訴された。吉澤被告の弁護人は同日、
東京地裁に保釈を請求し、早ければ27日にも保釈される。事故直前に法定速度を約20キロ超える時速86キロで走行していたことが新たに判明するなど、事件の実態が明らかになる中、吉澤被告が何を語るか注目される。
衝撃の逮捕から20日。元国民的アイドルが法廷で裁かれることになった。
勾留期限を迎えたこの日、東京地検は吉澤被告を起訴。弁護人は同日、東京地裁に保釈を請求した。
午後2時ごろに保釈請求の一報が流れると、勾留先の警視庁原宿署には吉澤被告の姿をとらえようと報道陣が殺到。地裁が許可し、吉澤被告が保釈保証金を納付すればシャバに出ることになるが、手続きの都合でこの日は保釈されなかった。
関係者によると、証拠がそろっていることや逃走の恐れがないことなどから請求は認められる見通し。27日にも保釈され、その後は裁判を待つことになる。
吉澤被告は今月6日午前7時ごろ、東京・中野区で酒気帯びの状態で車を運転し、赤信号を無視して交差点に進入。自転車に乗っていた女性をはねてけがを負わせたほか、女性が接触した男性にもけがをさせて走り去ったとして逮捕された。
呼気検査では、基準値約4倍に当たる0・58ミリグラムのアルコールが検出され、当初は「(逮捕当日の)午前0時ごろまで缶酎ハイを3本飲んだ」と説明していたが、その後、「焼酎のソーダ割を2杯飲んだ」などと供述。不審な点が多かったため、中野署は慎重に調べを進めていた。
この日、事故直前に法定速度を約20キロ超える時速86キロで走行していたことが新たに判明。当時の状況について、吉澤被告は「急いでいたわけではない」と説明。また、逃走理由について「気が動転していた」と供述しているという。
吉澤被告の起訴を受け、所属事務所はこれから処分の検討に入る。元アイドルによる前代未聞のひき逃げ事故だけに、無期限謹慎、契約解除など厳しい“判決”が下されそうだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000000-sanspo-ent
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