3億円の宝くじに当選した男の姿を描いた映画『億男』。佐藤健と高橋一生が初共演を果たした新感覚マネーエンタテインメントで、主人公を富豪たちの世界へ導き、親友探しに手を貸す女性・あきらを演じた池田エライザ。
お金にまつわる過去のエピソードや思いを述懐し、『映画 みんな!エスパーだよ!』(2015)に出演した時期は「一番お金がない時期でした」と笑いながら語った。
「『エスパー』の撮影で豊橋市にいたころです。一番お金がない時期でした(笑)。日々どうやって食べていこうかなと悩んでいました。
東京から豊橋まで移動するのに新幹線でお金を使って、残りのお金でカレーうどんを食べたかったけど、足りなくて食べられなかったのをよく覚えています。
あのころ、共演した深水元基さんやマキタスポーツさんが『ファミレス』という名前の焼肉屋さんによく連れて行ってくれました。あとは弁当を持ち帰っていました(笑)」。
貧乏時代は「苦労した感覚はないです。楽しかったです」とキッパリ。「お金がないという負荷がかかったとき、お金が天使に見えるのか、悪魔に見えるのか。いろんなことをぐるぐる考えました。どれだけお仕事に恵まれるようになったとしても、それだけは絶対忘れないようにしています」。
仕事で多忙になってから経験した高い買い物はギター。ボブ・ディランも手にしていたギブソンの名器「SJ‐200」を、約100万円奮発して購入した。
「ずっと欲しかったんです。ロケで行った大阪のギター屋さんでたまたま見つけました。いや~、お金で苦しんでいたころの自分に、この話を聞かせてやりたいです。
『そのギター、高かったけど買ったんだぞ!』って(笑)。本当に、命を買うような気持ちでした。一生付き合っていきたいです!」。(取材・文・写真:桜井恒二)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00059620-crankinn-movi
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