安室奈美恵(40)が9月16日の引退に向かって淡々とカウントダウンに入っている中、“もう一人の歌姫”である浜崎あゆみ(39)は新たな試みを進めている。
夏恒例のイベント「a―nation」を主催するエイベックスは今年、創立30周年の節目を迎える。そのため、同イベントを東京以外にも長崎、大阪と拡大して開催。
26日の東京・味の素スタジアムの大トリを務める浜崎は先月30日、大々的なバックダンサーのオーディションを行ったのだが、「応募総数600人、うち書類選考で選抜された300人から、3次試験を経て70人ほどが合格した」(音楽関係者)と言う。
近年、人件費削減でバックダンサーは少数精鋭傾向だ。ダンスの評価が高い安室のラストツアーでさえもバックダンサーは男女それぞれ8人ずつ、浜崎のツアーもアクロバット担当を含め15人ほどと狭き門。今回のようなオープンなオーディションでの大量採用は非常に珍しいという。
そんな並々ならぬ意気込みを感じさせる最終試験にはヒョウ柄コーデで浜崎本人も登場し、「手を双眼鏡のようにしてチェックしていたり、気になった受験者を中央に配置したりと見方が素人じゃないなと思いました」(受験したダンサー)。
前出の音楽関係者がこう言う。
「あゆは長らく続くCD不況しかり、閉塞感のあるエイベックスや音楽業界の空気を変えようとしている。その起爆剤として『a―nation』に初期のようなお祭り感を出して盛り上げよう、新人を育成して新しい風を吹かせようという原点回帰の考え方があるのでは。安室の引退を機にエイベックスの大黒柱となる彼女の使命感を感じますね」
浜崎の挑戦はいかに――。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000013-nkgendai-ent
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