「子どもが勉強しない」「宿題をサボる」などは、親にとっては頭の痛い問題。しかもこれが小学1年生の話だとすると「これからの学校生活、どうなっちゃうの!?」と不安に思ってしまいますよね。
TOKYO FM「Blue Ocean」で毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」のコーナーでは、そんな小学1年生の息子さんに悩むママリスナーからの相談メールを紹介。読書感想文などの感想や意見を求める問題についてどのように取り組めばいいのか、たくさんのアドバイスが届きました。
【リスナーの相談】
小学1年生の息子は、宿題に着手する前から「わかんないよ。どう書けばいいの?」とキレてやろうとしません。少しヒントをあげても「お母さんが答えを言ってくれたら書くから」と言う始末。特にできない、わからないと騒ぐのは「読んでどう思いましたか?」「このとき、主人公はどういう気持ちになったと思いますか?」という類の問題です。「好きなことを書けばいいんだよ」と言っても「わからない。変と思われたら嫌だ」と言います。どう言えばやる気になるのか、何を書いてもいいと思わせるにはどうすればいいか、アドバイスください。(40歳・女性)
――このお悩みに対し、以下のアドバイスが届きました。
◆我が家にも小学5年生になる息子がいますが、4年生になっても読書感想文などを書くことができませんでした。「どう思った?」と聞いても、「う~ん。別に……。すごいと思った」と漠然とした返事しか返ってきませんでした。そこでその文章に対して、賛成か反対かを考えさせるようにしました。そして2人で意見を言い合っているうちに、スラスラと自分の意見が言えるようになりました。まだ1年生だと自分の意見を言うのは難しいと思うので、お母さんがヒントを出して導きながら、楽しく宿題ができるといいと思います。(36歳・女性)
◆うちの娘も苦手です。そこで私が考えた方法ですが、子どもから聞いた感想をそのまま箇条書きにするのです。ここまでは親がやっても大丈夫です。そのときの子どもの発想や感想は笑わず否定せず、ひたすら「なるほどね」「あ~それママもわかるよ」と共感だけを心掛けます。そしてメモから一番本人が言いたいことを選ばせてもう少し深く掘り下げ、そこから文章にする作業をしていきます。このときは子どもに書かせてください。私は文章のうまい下手より、自分の意見を言えたことを褒めるようにしています。とても面倒な作業ですが、3年生になった今、少しは自分で書けるようになりましたよ。(39歳・女性)
――お母さんが手助けをする場合、同じ目線で共感しながら進めることが大切なようですね。褒めることを忘れずに、日々の進歩を見守りましょう。
◆小学校3年生の息子と1年生の娘の母です。息子も1年生のときは、登場人物の気持ちを書く問題が苦手でした。反対に1年生の娘は気持ちを書くのが得意です。男女の差もあるかと思いますが、学校の先生には「本が好きな子は登場人物の気持ちや感想が書ける」と言われました。たしかに娘は本が大好きで1人でも集中して読んでいます。息子は漫画派であまり文章は読んでいませんでした。それ以来息子には興味のある分野の本を読むように勧めたり、読んだあとに「どんな内容だった?」「どう思った?」と聞いていました。そのうち息子も本が好きになり、登場人物の気持ちが少しずつわかってきたらしく、苦手だった感想文も書けるようになりました。(44歳・女性)
――読書感想文を書くのなら、大事なのは感想文ではなく読書ですよね。興味のある内容から本に慣れていくのもひとつですね。読み続けると感想を語るのに困らなくなりそうです。
◆小学校の教員をしていますが、現在は育休中です。宿題の悩みについてですが、感想を求められたとき、どんな言葉で自分の思いを表現したらいいかわからないのは、語彙力が少ないというのもひとつあるかもしれません。答えをそのまま書き写すお子さんの行動に抵抗があるかもしれませんが、「お母さんはこう思うな」「いやこうも思うな」「それともこうかな」などといろんなパターンから自分に近いものを選ばせてあげるのも手です。保護者の方の忙しさはママになって実感しています。大変だと思いますが、たくさんの表現方法に触れさせてあげられたらと思います。(29歳・女性)
――語彙力が足りないというのは、なるほどのご意見ですね。たくさんの意見を出してあげると、それを吸収して少しずつ自分の言葉で感想が言えるようになりそうですね。
(TOKYO FM「Blue Ocean」より)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171129-00010005-tokyofm-life
あらすじを伝える能力は必要だと思いますが、気持ちの面では本人に感じるものがあれば十分です。
宿題だから仕方なしでやるのでしょうが、これがかえって読書嫌いの原因にならないかが心配です。
小学生で、きちんとした意見を言う子、凄いと思うけれど、全員が出来るわけがない。
むしろ答えを教えて、沢山模範解答を読むんで自分のものにすればよいと思う。
大人でも、テレビのコメンテーターで頓珍漢なこと言っている人がいるくらいだから全ての答えを用意している人はいないと思う。
俺なんか素直に読んだ感想をそのまま書けばええやんと思うんだが、子どもらは評価や期待か何かがあるんだろう。
コメ欄見てても、後者の点に立ってのコメが多いように思う。
結構このテーマ、度々あったけど、俺もそれで学んだ。
なんか、どう足掻いてもアカン奴はあかん。というのは、書こうと言う視点から出れない奴が多過ぎて、そもそもの読書を恐ろしく軽視や読もうとしてない。この固執から出れない限り、大人なっても引っ張られてただ読んだ感想を述べるというシンプルなことができない。他人の評価や期待視点と、うまく書こうとどうしてもなるんだろうね。
本当に克服したいのであれば、ちゃんと本を手にとって先ずは楽しく読み。
そして気付いた事、思った事を素直に書いたらいい。それをもとにまとめたらええやん。そしてそもそもやけど、自分が読みたい本、面白い本を手に取ればいい。
国語の授業でも登場人物などの気持ちを問う題は出てくるけど、漢字の書き取りなどと比べると割とざっくり流されやすかった記憶(だいぶ昔の記憶だけどね!)
もっと文章を読む、本を読む、そして意見を言うということを学校でも家庭でもやれたらいいなあと思う。
大切なのは親子で本について話をしたり、内容について会話をしたり、子供の発言を認めてあげたり、のちのち本が好きになるようなやりとりが大切です。
なのに、文章で原稿用紙に、読んだ本の感想を書けって言うのが無理なんじゃない?
日記ですら、文章として書き出すだけで、一苦労。
低学年にそこまで求めるって、読書感想文=苦手って意識を持たせるだけじゃない?
しかも、宿題って親がそこまで手伝わなあかんもんか?!
課題図書とか、興味ない本だったら余計にきつい(笑)なんにも感じない!
箇条書きでここがすき、この表現良かったとかなら出るけど、繋げて文章にまとめるのが苦痛
自分は、本を読むのも好きでしたが、それ以上にテレビのアニメやクイズ番組やバラエティ番組(全員集合)などなどを見ながら声を出していた気がします
自分が幼い頃特に好きだった番組の一つが「クイズ・面白ゼミナール」で、うちの親は自分がクイズの答えを真剣に考えて声に出して言った時、それが例え間違っていたとしても決して否定したりけなしたりすることはなかったように記憶しています
本文を読む限り、このお子さんはまず「間違える」ことを異様に気にするタイプに感じられます。どんな感想を言ったとしてもそれを決して否定しないでいけば、自然と語彙も増えると思いますよ
変と思われないか気にしている子供は多いと思います。
当時は自分の感じたことを書くよりも、教師に気に入られるような良い子ぶった答えを考えて書いていました。その方が評価が高くなるので。
でも、他人の意見にとらわれず、のびのびと自分の思ったことを書けるようになると良いですね。
たとえば、桃太郎で読書感想文を書いたとしよう。
始まりは、問題提起。
なぜ桃から子供が生まれたのか、なぜお供は犬・猿・雉だったのか、
鬼を討伐した後の桃太郎一行はどうなったのか、など。
次に、桃太郎の話の時代背景、情勢などを記述。
そこから、桃太郎に対して抱いた疑問の答えを推測する。
結果として、得た推測を提示する。
……これを読書感想文としていいかどうかは別だが。
私が見たすごい「感想文」は・話し言葉でタメ口・句読点がない・よって最初から最後までひとつの文・あらすじしか書いていないが字数制限で未完。
でした。頭かかえて、どう指導しようか悩みました。
内容を加えたり消したりが遥かに容易になっている。
推薦図書なんか読んでも、面白く無かったし・・・・・・・・・
そうか!面白く無かった事を書けば良かったんだ!
中身を詰めて書くといつの間にか何を書きたかったのかさえもわからなくなる(笑)
親が手助けできるなら、助けてあげるのもよし。感想は子供から聞き出すというよりは、話し合う。意外な感想がでてきますよ。そして感じたことを起承転結を意識して、書きたいことを整理。で、一緒に書くんです。これを何年か続けると、結構文章力つきます。推敲が、できるようになるのです。
しかしながら、私自身は解説アレンジするとかして書いてテキトーでした。そういったズルもそれでよし。これはこれで、意外に役に立つんです。真面目にやる必要がない課題を効率よくこなせる能力がつきます。
結論…読書感想文って書けばそれなりに役に立つもんです。
小学生が夏目漱石先生の「吾輩は猫である」の
感想文とか出してたらそりゃ可愛げなかったろうw
(学校の先生はちゃんと評価してくれてましたが)息子はというと小学生時代は結構悩んでたようですがお気に入りのラノベが出来てからは文章書くのは割と苦にならなくなったばかりか読解力も上がったようで(国語の先生から言われた)。
課題図書なんて時代遅れのモンはもう取っ払って、読書感想文コンクール自体評価する側もガチ覚悟のトーナメントみたいにしたら盛り上がらないかな?
他でも、興味がないから面白くなかった、とか
まあ、うちの母親いろいろ何度も先生に呼び出されてた、、
中学時代にクラスメイトから[りぼん]や[なかよし]を勧められ、読み進めるうちに難しい漢字も〈ふりがな〉がふられている為に漢字の読み書きが得意になり、常に《1》だった成績が《5》になり、国語は〈最も特異な教科〉になりました。
色の名前を見付けると花屋さんや手芸店の生地コーナーetc.に行き、空のグラデーションを観ながら「どれが青?あれは浅葱色?藍色は、流石に無いね。ふ~む」と考えて覚えました。
今はネットで様々な動画も観られるのですから、本に載っていた表現を検索してみては如何でしょうか?
若しくは、普段から『自分の好きな漫画』などの感想を【原稿用紙1枚に纏める練習】をすれば、大人になった時に[良い思い出]にならないでしょうか?
あとは、親子で同じ本の読書感想文を書いて【お互いに読みあって、感想を言い合う】とか。
結果発達障害で書くこと事態が難しかったらしい。
思った事を言うことはできたので、読んだらハイライトや章毎に感想を言わせて箇条書きを繰り返し、箇条書きから使う部分をピックアップし、子供と文章に起こしてまとめてそれを子供が移すと言う作業を毎回しています。大変だけど、少しでも文章を書く作業の苦が楽になればと思います。
まず結論決めて次に構成。
内容紹介、印象に残った場面と台詞、自分の経験を組み立ててく。
んで、見せ方とキメ台詞考える。
例えば、主人公が部活やら勉強やら壁にぶち当たりながら成長してく物語だった場合。
《結論》悩んだ分強くなれた
《構成》台詞→紹介→場面→経験→まとめ→結論に則したキメ台詞
《例》
(台詞)「あの時、逃げなかったから今がある」
主人公の呟いたこの台詞が、まだ私の頭に響いている。
読み終わった後いつのまにか私は泣いていた。
(内容紹介)これは?という物語。
本の中で主人公が?する。
(経験)そんな彼の気持ちが、私には痛いほどわかってしまう。
だって私もそうだったから…
一年生の頃?
(まとめ)自分がわからなくて、できない自分が嫌で、とにかく逃げたくなる時ってきっと誰にでもあるんだと思う。
だけど?
(キメ台詞)
これで何とかなるw
「筆者の心情」とか「訴えたかった事」とか聞かれても「締め切り、人気、印税」としか答えられない自分が悲しい…
自分はいまだに書けないけど、困ったことはない。それより、
間違いたくない。
変なこと書いて笑われるのが嫌だ。
というのは、なんとかしてあげた方がいいかと。
親の影響が、あるような気がする。
普段から、子どもの意見を否定してませんか?
読書感想文を書く為に興味のない本を借りて真剣に読むわけないし、だから感想なんてあるわけありません。ある程度の年齢になれば興味を引かれる本を真剣に読むので、それまでは一緒に読んで箇所、箇所で、どう思う?って引き出してあげるしかないと思います。
おかげさまで小説の類いは一切読みません。
そもそも、指定図書がつまらないんだよ それに正解なんてないのにコンクールがあって、優越付けることもおかしい
女の子は物語が好きで、男の子は図鑑が好きだったりする。左脳と右脳の違いと思うので、苦手なことを無理強いすると益々嫌いになってしまうかも?上手くやり過ごせるといいですね。
そんな物は、文章に起こせないし、起こしても誰にも伝わらない。
本当の感想なんて、「従妹の横顔にソックリ」みたいに、自分の生活に近いものが前提になってたりして、ハナっから無理なんだよ。
正直に「感想」を書こうとするとダメ。
「感想」を書こうしない事から始めるといい。
作業だと割り切って、粗筋の起こし方や、誰かの書いた文章の借文の仕方や、感想文にありがちなフォーマットを学ぶのが生産的。
何か感想聞けば、別に!!で終わる。
語彙力が弱いこと。両方を鍛えるのが
読書なんだけど、今のご時勢、幼い頃から
アイパッドやスマホを通じで動画や
ゲームで遊んでばかりじゃ
そりゃ育たないわ。
慣れるまでは、ある程度テンプレート的なものを与えるべき。
「一番好きな台詞」「好きな場面」「いいなと思ったところ」「不思議に思ったところ」「自分とは違うと思ったところ」などなど。
それプラスその理由を書いていけば、原稿用紙2~3枚にはなります。
発達心理で10歳ぐらいまでの子供は抽象概念を扱うことは出来ないって習ったはずだ。
「感想」は抽象概念ではないけれども十分に高度な概念。低学年の子にそれを求めること自体が間違い。
本は選び放題、あれがよかったこれが気になったとか書きまくって、指定の枚数よく越してた(笑)
子供に教えるときにこういう自分には当たり前にできてたことを教えるかって大変だなぁとこれからを考えると感じる…