「政権幹部から、内調(内閣情報調査室)に昭恵夫人を24時間監視させろ、という声が出ている」(官邸担当記者)自民党総裁選を前に、安倍昭恵首相夫人(56)の動向に、関係者はピリピリしている。野党の追及が続き下落した内閣支持率は持ち直し、安倍晋三首相(63)は逃げきった。
これまで公の場で、森友学園問題について口を開かなかった昭恵夫人。外交行事など公的なもの以外、いまだに行動が制限されている。
「批判が長引くにつれて、官邸近くのホテルで過ごすことが増えた」(政治部デスク)と“隠遁生活”が続いている。家庭内野党を自任し、反原発の集会などに参加していたころの姿は見る影もない。
「総理が私邸にいても、帰らないことがあります。しかも、義母・洋子さんの小言は増える一方」(自民党関係者)と、悩みが尽きない日々を過ごす。
しかし、一筋の光明を見出していたという。夫人の学生時代からの知人はこう明かす。
「最近昭恵さんと電話で話したんですが、3カ月ほど前から、宿泊するホテルの部屋などで、定期的に臨床心理士によるカウンセリングを受けるようになったと聞きました」
一般的には投薬などの医療行為をおこなわないとされる臨床心理士のカウンセリングとは、どんなものなのか。
「まず、相談相手の話に耳を傾けることが基本となります。相談相手が明かしたことに反論や否定をしないこと。その一方で、話した過去の行動や考えについて、その動機を問い直すように促します。
これを繰り返して、相談相手が持つ迷いや疑問といった問題を整理する手伝いをするわけです」(臨床心理士の岡村美奈氏)効果はあったようだ。
「森友問題でバッシングされたことに話が及ぶと、『もう吹っ切れた!』って。失っていた自信を取り戻した様子でした」(前出・知人)
しかし、首相側近らは困る。
じつは、6月の正副官房長官会議でこんな一幕があった。「会議には、菅義偉官房長官と杉田和博さんら3人の官房副長官、今井尚哉首相秘書官がいた。皆で、『奥様、なんとかなりませんかね』と総理にお願いした。すると総理は、『俺が言っても聞かないから……』と返した。
それに怒った杉田さんと今井さんが、『いいかげんにしてくださいよ!』と詰め寄った。総理がこれでは、『24時間監視案』が出てしまうのは無理もない」(官邸関係者)
安倍事務所に一連の経緯を問い合わせたが、締切りまでに回答はなかった。いいかげんにしてほしいのは、日本国民である。
(週刊FLASH 2018年8月21・28日合併号)
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180902-00010005-flash-peo
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