貴公俊への処分は？　場所中の支度部屋で…過去に前例がない暴行騒ぎ→親方はどの力士のことでも警察に訴えるんじゃなかったっけ？

貴乃花親方（４５）＝元横綱＝は大相撲春場所９日目（１９日）、前日に弟子の十両貴公俊＝たかよしとし＝（２０）が付け人の序二段力士を暴行した問題で、日本相撲協会の危機管理委員会の事情聴取に応じ、八角理事長（５４）＝元横綱北勝海＝らに謝罪した。貴公俊は１９日から休場。協会は２９日の理事会で処分を協議する。

協会は、加害者の貴公俊に対してはどんな処分を下すのか。

昨年１２月には、すでに引退していた元横綱日馬富士に対し、臨時理事会で「引退勧告相当」の見解を示した前例があるが、被害者のけがの程度など異なる点があり、一概に比較できない。「１場所の出場停止程度が妥当ではないか」との声もあるが、場所中の支度部屋での暴力騒ぎは前例がない。

協会の懲罰規定はけん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退勧告、懲戒解雇の７種類。２００７年４月には、人身事故を起こした旭天鵬（現友綱親方）で３カ月、３０％の減俸、１場所出場停止。同年の夏巡業をケガで休場しながら、母国モンゴルでサッカーに興じていた元横綱朝青龍には、２場所出場停止と４カ月の減俸３０％が科された。

貴公俊の場合、東十両１４枚目で貴乃花親方から「今場所休場と謹慎」と受けたことから、来場所は無給の幕下に陥落。給料がなくなるから「減俸」処分はない。

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000010-ykf-spo