故・水木しげるさんのマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の第6期となる新作テレビアニメ(フジテレビほか毎週日曜午前9時~)。13日に放送された第7話「幽霊電車」の平均視聴率は番組最高の5.7%(以下・ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。放送日のツイッターで「幽霊電車」「ゲゲゲの鬼太郎」などがトレンドに上がった。
「幽霊電車」は、これまで何度もアニメ化されてきた人気エピソードだが、第6期では、ブラック企業のパワハラ、SNSいじめが描かれ、鬼太郎が妖怪から人間を救うのではなく、悪い人間は容赦なく切り捨てる描写もあった。
ニチアサ(日曜朝に放送されるアニメ、特撮番組)ながら、ハードな内容で、鬼太郎はただの正義のヒーローではないということを印象づけた。第6期の鬼太郎の魅力とは……。
◇妖怪なんかよりよっぽど恐ろしい…
「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねこ娘、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガが原作だ。
第6期は、人々が妖怪の存在を忘れた現代が舞台。第1話から現代を描くことを印象付けた。渋谷のスクランブル交差点で、信号無視をしたらどうなるか?
という動画を撮影する若者が突然、木になってしまう。道行く人々は、木になった様子をスマートフォンで撮影し、SNSにアップし、その人たちも木になってしまう。スマートフォン、SNSが普及した現代ならではの展開だろう。
人気エピソード「幽霊電車」も現代風にアレンジされた。ある企業の社長が、部下の男と飲み屋で「妖怪なんて信じるやつは、自分が弱いのを言い訳にしているだけだ」とくだを巻いているところに、鬼太郎が現れる。
鬼太郎が「見えなくても妖怪はいる」と反論すると、社長は鬼太郎を突き飛ばして立ち去ってしまう。帰路についた社長と部下だが、不思議な臨時列車に乗ることになる。
電車がいつもと違う場所を走っていることに気づき、周りを見回すと、乗客たちの様子もどこか薄気味悪い。あくまで強気な社長に、世にも恐ろしいことが起こる。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000032-mantan-ent
みんなのコメント
テレ朝はフジのアニメ時間帯を潰すために特撮ものを9時台にズラしたんだろうけど逆に食われちゃったね。
逆に幽霊電車は怖かったし、結構この時間帯と
視聴者層を考えたら、攻めた内容をだったなと。
妖怪以上に人が怖い話だったわ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「決して正義のヒーローではない」という文言が引っかかったのだけど「人間を助けない、切り捨てる=正義ではない」という事?
鬼太郎は今まで「人間を助けた」から正義のヒーローだと思ってるの?
それこそ思いあがりで短絡的な思考の持ち主だね。
人間は常に正義だとでも?
悪いものは悪い、それは人間だろうが妖怪だろうが。
正義ってそういうことでしょ。
原作では酔っぱらいが鬼太郎にからみ、いわば「祟り」を受けたような形で地獄へと導かれる。妖怪、幽霊への理不尽で正体のわからぬ恐怖を体現した名作である。
今回のアニメを見て感心したのは脚本がよく練られていること。
以下ネタバレだが、
地獄列車に乗ったうちの一人は既に死んでいて、もう一人の方は、実は幽霊と酒を飲んでいたんだという都市伝説的な恐怖。
更にそのパワハラ社長も、実は、その企業のブラックさが原因で、事故や自殺で死んでいった社員の怨みに引き込まれ、既に死んでいた。
この列車はそういう、自分が死んだことに気付いていない幽霊を連れていく列車なのだと。
ストーリーが破綻なく良くできているという意味で評価したい作品であった。
その上で、だが、やはり原作の、(そして白黒だった一作目の)あの茫漠たる恐怖が懐かしくなってしまう。
今期の鬼太郎は体温低そうで人間に関わるのが面倒で仕方ないって顔をしてる
すねこすりの話も以前の鬼太郎なら最後に助けてゲゲゲの森に連れ帰るだろうけどなにもせずに帰っていった
これが本当の鬼太郎の姿かもと思った
ほぼ世界(声優界)征服がかなった?
同じ妖怪アニメでも妖怪ウォッチと偉い違いだね。
あっちのが容赦なく怖かったけど、因果応報
本当それなんだよね
ただ、すねこすりは泣いた…
ワタミのワタナベ社長思い出した
あの猫娘・・・ないわー
敵をちゃんちゃんこで身動き出来なくさせて
髪の毛針、ゲタという蛇の生殺しの様な半端なワザで
じわじわとダメージを与える戦法
これもある意味パワハラかと(`・ω・´)
昔に戻っただけじゃないのかな。
何度かは子供受うけしようとキャラクター増やしたり
場所変え道具変えで元々の世界観から離れて面白いと思えなかった。
良い意味で手入れされて今の世界観に合わせているのが良い、
そうなると地相眼とかどうなるのか見てみたい気がする。
中でもすねこすりが大好きだった娘が、テレビを見て大号泣。
妖怪列車では、瞬き忘れてるんじゃないか?と思うほどテレビを見つめ、姉妹で抱き合いながら震えておりました。
本とは違う魅力に、いい意味で取りつかれております。
これが、人間が(悪人だからといって)人間を見捨てるという話だったら、やっぱり「人間」としてどうなの、って別の問題が生じてしまう。でも鬼太郎はあくまで「妖怪」であり決して「人間の味方」というわけではない。逆説的だけど、妖怪のような「人間の常識では計り知れないもの」に対する畏敬の念を忘れてはいけないという教訓も得られると思う。科学万能主義が唱えられる昨今ではなおのこと。
この作品、幽霊電車がすでに何度もやってるということだけどこれは頷ける。明日も見ようと思う。
これまでのような回もあれば
猫こすりや幽霊電車のように
考えされられる回もある
今回の鬼太郎は本当に面白いです
スマホ太郎や転スラ主人公などのなろう系主人公は敵や悪人への残虐な拷問や復讐をしたらイキッてるとか叩かれるのに無力な人間の社長やか弱い女子高生相手にイキッてるイキリオニ太郎は叩かれないのな、名作主人公補正か。