15日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、愛媛県が拠点のアイドルグループ「愛の葉Girls(えのはガールズ)」メンバーとして活動し、3月に自殺した大本萌景さん(当時16)の遺族で母親の大本幸栄さん(42)らが、自殺は所属事務所によるパワハラや苛酷な労働環境で精神的に追い詰められたためとして、代表取締役やスタッフらに総額9200万円の損害賠償を求めている裁判に特集し、事務所との専属マネジメント契約書にある24項目に及ぶ禁止事項の内容を伝えた。
契約は「専属マネジメント契約」でタレント(事業主)と事務所(事業主)との契約のため、一般の企業に適用される労働基準法の適用外になる。
禁止事項は「許可のないSNSの利用」「同意なくアルバイト等を行う行為」「恋愛、公共の場所での飲酒・喫煙」「認めた者以外との連絡先の交換」など細かく指定され、破った場合の「ペナルティー料」として、
「遅刻、忘れ物(1回)5000円」「いじめ等悪質行為 3~5万円」「陰口(1回)1~3万円」「情報漏えい(1件)50~100万円」「スキャンダル 50万円以上」もあったという。事務所はこの件について「教育の一環」と主張していると番組では伝えた。
小倉智昭キャスター(71)は、ある程度かこっていかないとタレントに逃げられるという恐怖心が事務所側にあったのではとし、契約書の内容については
「アイドルとして現場に立っているお子さんたちがね、どれくらい契約の内容を把握しているのかってことですよね。親の承諾とかって必要だったりするケースもありますよね」と疑問を呈した。
それでも最後には「私も事務所と契約してますけど、その中に恋愛禁止があったかどうか…」と続け、笑いを誘っていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00000055-sph-ent
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この労働条件、特定郵便局も負けてない。