福岡市中央区の路上で車を盗んだ上、警察車両とカーチェイスを繰り広げ公務執行妨害容疑で逮捕されていた27歳無職男性が、窃盗などの容疑で26日、再逮捕された。
報道によると男は25日午後0時40分頃、中央区高砂の路上で鍵が付いた状態で停車していた自動車に乗り込み、逃走。パトカーが後を追跡し、カーチェイス状態になった。
男は車6台に衝突しながらも約2キロ逃げ続けた。その様子は、80年代の刑事ドラマのようなすさまじいものだったようだ。
車は繁華街に入ったところで、異変を察知したタクシーが衝突することもいとわず辞さずに進路をふさいだ。運転手の勇気ある行動によって、男の車はタクシーにぶつかり停止した。その後、警察官が車に駆け寄り、抵抗する男を車から引きずり出し、逮捕となった。
運転手は歩道も近かったことから、「これ以上進ませてはいけない」と思ったという。彼の行動がなければ、死者が出ていたかもしれない。
逮捕の光景の撮影した目撃者がTwitterに動画をアップ。例によってテレビ番組からは「動画をくれ」と依頼が殺到した。タクシー運転手の勇気ある行動は称賛されたのだが、それに「タカる」メディアには厳しい声が上がることになった。
男は取り調べに対し、「岡山に行くための足がほしかった」などと供述。助手席には岡山県在住の少女(19)が同乗しており、「岡山に荷物を取りに帰るため、何日か前から盗めそうな車を探していた」という。かなり計画的な犯行だったようだ。
なお読売オンラインによると男は「私1人でやったこと。彼女と話し合っていない」などと供述していると報じられている。どうやら27歳の男が19歳の少女に惚れ込み、暴走した様子。男ならば、罪を犯して少女をかばう前に自分の力で岡山に行かせるべきだろう。「車を盗んで岡山に行く」という行為は、実に情けない。
ニュースを聞いたネットユーザーからも「情けない」「岡山に行くための金くらい働けばすぐ手に入るだろ」「どうしてこんな男に引っかかったのか」など、非難の声が殺到。また、一歩間違えば大惨事になっていただけに、男に厳罰を下すよう望む声もあった。
男の凶行は言語道断だが、それを許してしまった原因の一つに、鍵を付けたまま車が停車していたことも挙げられる。もちろん責めることはできないが、この男のように犯罪者が窃盗を企てようとする可能性は否定しきれない。車から離れる際は、施錠を忘れないようにしたいものだ。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000020-reallive-ent
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馬鹿な知能低いゆとり世代はいつまでたっても馬鹿のまま。