俳優の田中圭が24時間生出演するAbemaTVの特番『田中圭24時間テレビ~24時間でドラマはできるのか!?~』が、12月15日午後9時から放送されることが決定した。放送に先立ち、田中と企画・演出を担当する放送作家・鈴木おさむ氏がインタビューに応じ、鈴木氏の口から1時間にワンシーン、
24シーンを24人のゲストとともに撮影しながらドラマを制作していくことが発表された。初めて明かされた全貌に田中は「受けなきゃよかった…」とがく然とした。
その撮影方法について鈴木氏からは「23シーン撮ったらその日に編集して、エンディングでは23シーンまでを流して今のところ24シーン目を生で撮る」と前代未聞のチャレンジ内容が発表。
脚本は田中も出演した『東京タラレバ娘』の原作などで知られる漫画家・東村アキコ氏と鈴木が共同で手がける。
東村氏の「子犬を抱いてほしい」「暗殺者に撃たれてほしい」という願望が実現するかにも注目だ。
オファーを受けた当初は「普通に『やだ、やらないです』って感じだったんですけど、おさむさんと聞いて『じゃあ、やる』と。
おさむさんと組みたいし無条件でやりたいですって感じだった。ドラマを作ると聞いて面白いっぽいなと思ったんですけど…」と一度は乗り気になった田中。
しかし、「24シーンとか東村さんとか今聞いたんで…。東村さんとおさむさんって最悪のドSコンビ」と戦々恐々。
気になる役柄について、鈴木氏は「本人役ではあるんですけど、フィクション」と想定し、24時間内の食事や入浴もドラマのワンシーンにする可能性もあるそうで「お風呂入りたいじゃないですか。どうぞ入ってください。ただ撮影しますけど」とキッパリ。
さらに視聴者がみたいシーンのリクエストを受け付けることも宣言した。「僕は役者・田中圭のポテンシャルを世の中に知らしめたい! せりふ覚えるのはやい、演技もうまいし、
ゲストとあわせるのもすごい。僕のプランではかなりの長せりふを突然渡して、すごいじゃん、田中圭みたいのをみせつけたい」と大きな期待を寄せられた田中は「発言がドSすぎる」と苦笑しきりだった。
ふくらんでいくプレッシャーに田中は「楽しみなことは、自分のことを応援してくださる方はもちろん、ドラマを作る過程を知りたい人に大変さや面白さ、普段見せることができない制作過程をお見せできるのはいい機会。
みんなに見てほしいっていうのが唯一の楽しみで、あとは全部嫌」と後ろ向きに言い切ると、鈴木氏は「嫌がってるのが楽しみ」と全く意に介さずに不敵な笑みを浮かべた。
現時点での、田中の一番の懸念点は「人見知り」。「とりあえず知ってる人来て。もともとの持論でお芝居は仲がいいほうがいい。
普段も『初めまして』の方とは、1話~3話は人見知り解消の期間。そうなってくると今回は人見知りで終わる可能性があるので、できれば知っている人が来てほしい」と不安をつのらせる。
「お芝居がうまくて、僕が知ってる人で頼りがいがある人なら、それこそ吉田鋼太郎さんとか、先輩だと小栗旬みたいな。
そこらへんの先輩たちの胸を思い切り借りて、僕よりもすげ~長せりふを言ってもらって『かっけー!』って言おうと」とラブコールを送った。
田中の意見を受け「鋼太郎さんもあの役いいかも」と鈴木氏もノリノリ。「俳優さんじゃない人もいいですね」という田中の提案に、
鈴木氏は「お芝居もやってる芸人さんとか、お芝居をやったことない人が出るとかそういうのもいいですね。ミュージシャンとか。(田中が)歌ってるシーンとかもいいでじゃない」とまたもマイペースな思いつきに、田中は「ハハハ…怖い…この人」と怯えきっていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180926-00000309-oric-ent
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