ロス五輪体操金メダリスト・森末慎二氏(61)が4日、TBS系「ビビット」に出演。日本体操協会の「体操パワハラ」問題への対応に異議を唱えた。
番組では体操女子の宮川紗江(18)が塚原千恵子女子強化本部長(71)らからパワハラを受けたと主張した問題について特集。
朝日生命体操クラブに在籍していた千恵子氏の元教え子、教え子を引き抜かれた指導者、元選手の3人が顔を隠し、音声を変えて座談会を実施。千恵子氏の指導や選手引き抜きの実態などを明かした。
千恵子氏の元教え子女性は、「携帯電話を持てず、化粧は禁止。外出も制限(許可制)だった」と発言。私服もほとんどなかったが、千恵子氏は「レオタードがあれば十分」などと体操漬けの生活だったと打ち明けた。
また、レオタードや試合日の靴下、宿泊するホテルの階数は「風水や占いで決められていた」と証言した。
千恵子氏の指導について火曜コメンテーターの千原ジュニア(44)は「いろいろなアスリートの方を知っていますが、本当にそこだけに向かって全てをささげている人もいます。それを顔を隠して言うことに、うん?と思うところもある」と疑問を投げかけた。
座談会出席者は塚原夫妻の謝罪文に対し「謝罪より、自分の名誉が傷つけられるのがイヤだから」「まだ(影響力のある地位に)残りたいという気持ちが見える」として、体操界が変わるためには「塚原夫妻が協会の要職から離れ、一新すること」と声を揃えた。
森末氏は、体操漬け生活について「小中学生だから、きちんと決めておくのは大切」と理解を示したが、千恵子氏の「NTC(ナショナルトレーニングセンター)を使わせない」発言に対しては「自分の練習場ではないのに…」と苦笑。
「選手はそこ(NTC)を使わせないというのはコメント的にはどうかな。自由にNTCを使えるっていうことですからね。そこに行かせないというのは代表に選ばないと言われているのと同じ」と指摘した。
また、協会が第三者委員会の調査結果が出るまで、塚原夫妻への処分などを行わないと発表したことに対し、「これだけいろいろな問題が起きている中で、本人がいるとマスコミが来る。選手たちが普通に練習できるのかが心配。2人は第三者委員会の結果が出るまで(代表合宿、世界選手権)には関わらなくて、
何もなければ戻ってくるかもしれないし、何かあった場合は辞めていただく。協会の内情が分かる人がきちんとしてほしい」と要望した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000001-tospoweb-ent
みんなのコメント
夫の塚原光男が、妻千恵子がいないと体操界はまとまらない云々と、何度も言いますが、それ、逆でしょう!君ら夫妻がメダリストだからと言って、会社に籍を置きつつ、協会へ長年君臨しているのが一番の問題だ。道徳心があれば自ら退くべし。70才になっても道徳心が欠如していますね。それから在籍している企業に体操クラブ等設置して協会役員に籍を置くのは問題だ。規則改正すべき。